昭和大学 小林洋一 医学博士が教える 「減塩の必要性とは」

日本人は平均で、WHO が推奨している塩分摂取量の約2倍もの量を毎日摂取していることをご存じですか?そんな塩分過多の日本の食生活に取り入れたいのが、食材自体が持っている“うま味”。うま味を上手く利用することで、コクが増し、塩分が少なくても十分満足できますよ。 皆さんは『うま味=ダシ=かつおや昆布』と思われている方が多いかと思いますが、トマトをはじめとするお野菜にもしっかり“うま味” が含まれています。毎日かつおや昆布からおだしを丁寧にとれればそれはとても素晴らしいと思いますが、現代の生活スタイルではなかなかそういうわけにもいきません。そんなときは、うま味が豊富な食材を料理に使ってみましょう。例えば、トマトを使った調味料“トマトケチャップ”。意外かもしれませんが、トマトケチャップなどのトマト調味料にはうま味はもちろん、甘味、酸味、塩味も入っているので、味噌や醤油、塩などの他の調味料も減らすことができるのです。はじめから沢山減らそうとはせず、毎日ちょっとずつ積み重ねていくのが減塩のコツですよ。
浜内 千波 (はまうち ちなみ) 『家庭料理をちゃんと伝えたい』……という思いで、料理教室を主宰。
『料理は、もっともっと夢のある楽しいもの』をモットーに、テレビ番組や料理ビデオの出演、講演会、雑誌や書籍の執筆活動、各種料理講習会への参画を積極的に行い、その発想のユニークさやクリエイティブな仕事で人気の料理研究家。