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さまざまなリスクへの対応

全社的なリスクマネジメント体制

カゴメは、リスク管理体制の充実を図るため、5つの委員会を設置し、さらにリスク管理の統括機関として、総合リスク対策会議を設置しています。総合リスク対策会議は、代表取締役社長を議長として、経営会議メンバーがリスク対応方針や重要リスク対応課題について検討し、迅速な意思決定を図るための会議です。

リスクマネジメント体制図
●コンプライアンス委員会
カゴメグループ内におけるコンプライアンス推進機関であり、委員会事務局には、コンプライアンスホットラインの窓口を設け、従業員などからの通報を受け付けることにより、社会規範や倫理に反する当社および当社の従業員の行為の未然防止、早期発見に努めています。
●情報セキュリティ委員会
カゴメグループ全社において保有する、個人情報をはじめとする重要情報の保護に関する基本方針および適正な管理体制・運用についてのルールの設定と運用状況の監査を行い、適法性の確保および情報漏洩等の事故防止を図るために当会を設置しています。
●品質保証委員会
食品メーカーであるカゴメにとって、品質の確保は最も重要な課題です。商品の品質保証強化を目的に、毎月、関係部署の代表者が集まり開催しています。お客さまの声への対応、品質事故の発生防止、法改正への対応、表示の適正化など、当会設置により、社内外の対応の精度向上とスピードアップが図られています。
●研究倫理審査委員会
研究開発段階で行われるヒトを被験者とした効用・安全性の確認試験が、被験者個人の尊厳や人権を損なわないものであるかどうかを事前に審査するために当会を設置しています。委員会は、研究開発部門以外の社員と社外の医学専門家、弁護士で構成されており、中立的な立場から、研究の目的、方法等の倫理的妥当性および科学的正当性を審査できる体制としています。
●投資委員会
投資に関するリスクの測定・評価を行うため、投資起案部署から独立した形で当会を設置しています。

個人情報保護

カゴメは、お客さまをはじめとするステークホルダーの方々からお預かりした個人情報を適切に利用し、保護することが、企業としての社会的責任であり、事業活動の基本であると認識しています。
この認識の下、「プライバシーポリシー」を制定し、社外への流出防止対策はもとより、外部からの不正アクセスなどによる漏洩対策を徹底し、個人情報の保護に努めています。

知的財産権保護

カゴメは、特許権や商標権といった知的財産権を企業価値の向上や競争力の強化に不可欠なものと位置づけており、自らの事業活動の自由度を損なうことのないよう、その積極的な取得を推進しています。
また、知的財産権については、他人の権利を尊重するとともに、研究・開発の初期段階から、権利の重複を避けるために、特許権・商標権などの調査を行うことで独自の権利を確保できる技術・ネーミング等を見きわめ、オリジナリティの高い研究・開発を推進しています。
さらに、新入社員や研究開発部門・商品企画部門・営業推進部門などの研究・開発・営業企画に携わる社員を対象に、知的財産権保護の意識と社員の自己判断力・リスク察知力の向上を目的とした研修を実施しています。

クライシスマネジメントの強化

カゴメでは、大震災等の甚大な社会インフラ被害や災害への対応体制の整備を進めています。
具体的には、全従業員に震災対策知識とカゴメの震災対策をまとめた『カゴメ震災対策ハンドブック』を配布するとともに、安否確認を複線化した手段で実施し、迅速に情報を確認する安否確認システムの開発、災害に強いMCA無線の導入による全社連絡体制の強化などです。
震度6以上または影響が大きいと判断される災害が発生した場合は、「災害対策本部」を速やかに社内設置するとともに、国・自治体とも連絡・調整を図りながら、被災地支援と企業活動の早期復旧に向けた体制構築にも取り組んでいます。

安否確認システムの運用画面
安否確認システムの運用画面
カゴメの震災対策ハンドブック
カゴメの震災対策ハンドブック

事業継続計画(BCP)から事業継続マネジメント(BCM)への取り組み

カゴメでは、東日本大震災で自らも大きな被害を受けるとともに、お客さまの健康な食生活を支えるライフライン企業として事業継続に向けたマネジメント体制の強化の必要性を痛感しました。そこで、2009年に「カゴメグループ災害対策基本行動計画」の制定と運用を実施。また、2017年には、災害対策本部を設置するまでの「BCP初動基準」を制定し、各事業所での防災訓練や安否確認訓練の実施を行い、事業継続マネジメント(BCM)への取り組みを進めております。

社内報臨時増刊号
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カゴメグループ災害対策基本行動計画
カゴメグループ災害対策基本行動計画