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生活習慣病のガードマン、リコピン

2002年7月12日

トマトの鮮やかな「赤い色」には、カラダにうれしいパワーがギュッと詰まっています。赤い色の正体はカロチノイドのひとつであるリコピンという色素。カロチノイドとは動植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色の色素のこと。 そのカロチノイドのひとつで、にんじんやかぼちゃなどに多く含まれるβ-カロチンは、体内でビタミンAに変化することが知られていました。しかし、カロチノイド自体はただの色素にすぎず、わたしたちの健康とは何の関係もないと思われていたのです。

ところが研究の結果、カロチノイドには「悪玉酸素」ともいわれる活性酸素を消し去ってくれる作用があることが、最近になってわかりました。なかでもリコピンにはβ-カロチンの2倍以上の消去能力があることがわかり、おおいに注目を集めています。
かたよった食事や飲酒、また過度の運動などで体内の活性酸素が増えると、細胞が傷つけられてしまいます。いってみれば、増えすぎた活性酸素が細胞にいたずらし、「体をサビたような状態」にしてしまうのです。それがガン細胞のできる一因になったり、動脈硬化などの生活習慣病のきっかけになったりするといわれています。リコピンはこの活性酸素を消し去って、生活習慣病から私たちの身体を守ってくれるガードマンのような働きをしているのです。緑黄色野菜の中で、トマトにはこのリコピンが最も多く含まれています。リコピンの結晶
リコピンたっぷり。カゴメトマトジュースの「性能」
高リコピン:1缶あたり20mgカロリー:100gあたり20Kcal
活性酸素を消去する働きがあるリコピン。カゴメトマトジュースは、通常の生食用ピンク系トマトの約3倍のリコピンを含んだジュース専用トマトを3個使用しています。つまり、1缶で生食用ピンク系トマト9個分のリコピンを摂取できます。カゴメトマトジュースは、無糖系飲料(お茶・ミネラルウォーター)、代替甘味料(ステビア・アスパルテーム等)飲料を除く全ての飲料の中で最も低カロリー。また、トマトはジュースにして摂ることにより、生で食べた場合に比べ栄養の吸収性が高まります。カロリーを気にせず栄養を効率的に補給できます。
パッケージでもトマト性能をしっかり訴求
新デザインに生まれ変わったパッケージでも、低カロリー、高リコピンというトマトジュースの性能をアピールしています。
高リコピン
五訂食品成分