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カゴメ 常務取締役 石黒幸雄 文部科学大臣賞 「科学技術功労者」を受賞 ―トマトの加工技術「逆浸透圧(RO)濃縮技術」で―

2003年4月17日

 カゴメ株式会社常務取締役 石黒幸雄(農学博士)は、トマトの加工技術である、「逆浸透圧(RO)濃縮によるトマト加工製造技術の開発」が評価され、平成15年度文部科学大臣賞の「科学技術功労者」を受賞致しました。(略歴・役職後掲)

 この賞は、科学技術で顕著な功績をあげた研究者らを表彰するもので、今年度授賞式は本日、東京・虎ノ門でおこなわれ、「科学技術功労者」には18人、「研究功績者」には39人、「科学技術振興功績者」には31人などが表彰されました。

 「逆浸透圧(Reverse Osmosis)濃縮技術」は、トマト搾汁液から水分だけを非加熱で取り除く方法で、この技術の開発によりトマトジュースやトマトピューレーなどの原料であるトマト搾汁液を本来の品質を損なうことなく製造することが可能となりました。

 「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」をブランドステートメントとするカゴメ株式会社では、この受賞をトマト加工技術の企業財産とし、今後もよりよい製品を消費者の皆様にお届けするよう努力してまいります。
〈石黒幸雄略歴〉
1946年生まれ。岐阜大学農学部卒業後、カゴメ株式会社入社。
1994年取締役、2000年常務取締役就任。
技術・研究部門職を歴任し現在、常務取締役コーポレート・スタッフ担当。57才。