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カゴメ、トマト栽培学習実践校とワークショップを実施 第1回「凛々子栽培学習フォーラム」 開催

2007年6月27日



カゴメ株式会社(社長 喜岡浩二)は、食育支援活動の一環として、トマト栽培学習に携わる教職員の方を対象とした「凛々子栽培学習フォーラム」を6月16日(土)に同社大阪支店にて開催いたしました。

「凛々子栽培学習フォーラム」は、今年度からスタートした「凛々子わくわくワークショップ」の活動のひとつで、カゴメが保有する栽培ノウハウの提供とともに、栽培学習を行なう教育現場から寄せられる課題・問題の把握を目的としています。教育現場との双方向コミュニケーションにより、活動の母体となる「凛々子わくわくワークショップ」の企画充実を図ります。

今回のフォーラムには関西在住の教職員の方28名が参加しました。
カゴメ総合研究所員による栽培指導や、実践校の事例発表、「子供たちの関心・意欲を高める栽培授業」を考えるワークショップを実施いたしました。「カゴメができる食育支援」をテーマとしたワークショップでは、「子供たちの学習のモチベーションを上げるようなツールを作成してほしい」など、教育現場からカゴメに向けた率直な意見が多く発表されました。また、当日はじめて顔を合わせた教職員同士が、自校の栽培学習のアイデア・問題点などの意見を交換し合う場面も見られました。

「凛々子栽培学習フォーラム」は今後年3回程度の開催を予定しており、第2回については、
8月18日(土)〜19日(日)カゴメ富士見工場(長野県諏訪市富士見町) にて開催します。

<カゴメ総合研究所員による「凛々子」栽培指導>
カゴメ総合研究所員による「凛々子」栽培指導


参考資料・1

参加者のアンケートの声

◆ 栽培はしているのですが詳しいことを聞かれるとよく分からなくて、専門家の話を聞いてみようと思いました。
◆ 何となく育て、収穫しているので、他の方との交流を持てる機会が設定されたので、刺激を得ようとして参加しました。またカゴメの専門員の方のお話や指導も聞けるのは魅力でした。
◆ 研究所の方の話、実践されている方の体験談やワークショップも充実しており、大変満足のいく内容でした。
◆ 研究員の先生にいいお話をきけた。
◆ 他校の先生方の言葉に学ぶことが多く、また、ワークショップの運営など、頭をやわらかく考えるよいきっかけをいただきました。
◆ 「植物から生命をもらっている」ところを再確認しました。チームにわかれてのディスカッションも楽しかったです。
◆ やっぱりガイドブックを見るより話を聞いてみるのがいいなぁと思いました。
◆ 実践内容に感動、共感できる。
◆ 同じ環境で栽培している方の話が聞けたので大変参考になった。
◆ 学校で実際に先生たちと学習過程を相談する時の手法に使えると思いました。
◆ 企業の積極的な関わりに感謝しています。農業の大切さ、製品として作り上げていく努力などが子どもの目に見え、作物を作り出す仕事につく子どもが増えるよう期待しています。

参考資料・2

カゴメ「食育支援活動」について

目 的子どもたちに食の楽しさを体験する機会を提供し、興味・関心を促すことで、食の未来に貢献する。
発 端カゴメを代表する商品のひとつにトマトケチャップがありますが、お子さまが好む調味料であることから日頃ご愛用いただいているお子さんやその保護者の方々に、カゴメとして感謝の意を表し、同時にカゴメの姿勢や商品をお伝えする、パブリック・リレーション活動としてスタートしました。
経  過90年代の初めに、当時クローズアップされはじめた「食育」という流れに注目し、活動を「食育支援」というコンセプトで括り、充実させました。これからの「食」にとって、より意義のある形に変えていこうという考えの下、現在に至ります。トマト、野菜を中心として、カゴメの知見の及ぶ範囲で、社外の識者の方々や、教育現場でご活躍される先生方からのご支援を頂戴しながら、継続しています。


活動の具体的内容、参加者数 (2007年度実績)
テーマ・タイトル内容(概要)媒体対象備考
こどもの日
「楽しく食育」プレゼント
毎年子どもの日にあわせ、全国の幼稚園、保育園にカゴメ商品や食育教材をお届けし、子どもたちが「食」に興味・関心を持つきっかけづくりをお手伝いしています。紙芝居、絵本、冊子等幼稚園
保育園
保育士、
園児とその保護者
1964年より継続
2007年度は44年目。約2000園、30万人の園児に食育パンフレットとカゴメ商品等をプレゼント
カゴメ劇場

http://www.kagomegekijo.com
毎年夏休みに親子を無料招待しているぬいぐるみミュージカル。舞台を通して親子で楽しみながら、食について学べるカゴメオリジナルストーリーを上演しています。ミュージカル3歳〜7歳児とその保護者1972年より継続
延べ306万人が観劇。
2007年度は36年目。7/22-8/30全国19会場39回公演を上演し、約7万人を招待。
凛々子わくわくワークショップ

http://www.kagome.co.jp/tomato-nae
カゴメトマトジュース専用トマト「凛々子」の苗と栽培マニュアルを無償配布。「凛々子」を中心に様々な人とのふれあいの場をつくり、子どもたちの「命への関心」と「感謝する心」を育む学習教材として、多くの教育現場でご活用いただいています。トマトの苗、指導者用マニュアル、コミュニティサイト、 フォーラム小学校
幼稚園
保育園
養護・聾・盲学校小学部
1999年より継続。
2007年度より「凛々子わくわくワークショップ」に名称変更。
全国約4000校・園に、96又は48苗を無償提供。
工場見学会
カゴメ工場探検隊!
「よい原料×よい技術」によるカゴメのモノづくりの姿勢や環境への取組み等をご覧頂き、食品加工への理解を深めます。夏休み期間は、両工場で、トマトや野菜の収穫体験を実施しています。(完全予約制)製造工程見学、野菜収穫体験学生(主に小学3年生)那須工場、富士見工場、カゴメ記念館の3施設で年間約12000人 来場。
上記の他に、食育絵本や教材の刊行、子どもと食を巡る調査の実施、 「野菜と健康」に関する講演活動 などを行っています。
マスコットキャラクター 「モグモ」