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企業情報トップ> ニュースリリース> 2007年 > トマトジュースおよびリコピン含有カプセルの継続摂取が 花粉症の自覚症状を改善させることを臨床試験で確認 ーカゴメ、国際医療福祉大学の共同研究ー

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2007

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カゴメ株式会社からのニュースリリースです。
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2007年11月15日 研究

トマトジュースおよびリコピン含有カプセルの継続摂取が 花粉症の自覚症状を改善させることを臨床試験で確認 ーカゴメ、国際医療福祉大学の共同研究ー



カゴメ株式会社総合研究所(栃木県那須塩原市)は、国際医療福祉大学(樋渡正夫教授)との共同研究で、花粉症の症状を有するヒトがトマトジュースやトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)を継続的に摂取することで、花粉症の自覚症状に関するスコアが改善することを確認しました。なお、本研究内容は第57回日本アレルギー学会秋季学術大会(11月1日〜3日、パシフィコ横浜)において発表致しました(発表題名「リコピンに富むトマト加工品の摂取が花粉症に及ぼす影響」)。

■共同研究者 国際医療福祉大学 樋渡正夫教授のコメント
今回、トマトジュースやトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)の継続的な摂取が花粉症の自覚症状に関するスコアを改善することを明らかにした。花粉症の症状を有するヒトは、花粉の飛散時期になると鼻づまりやくしゃみなどの症状により花粉症の自覚症状が悪化する。よって花粉症の症状を有するヒトは、いかに花粉症の自覚症状を改善していくかが重要である。今回の結果より、日常の食事にトマト加工品を加えることで鼻づまりやくしゃみによる花粉症の自覚症状を改善する効果が期待できる。

■研究の背景
近年、アレルギー性疾患は増加傾向にあり、2003年に行われた保健福祉動向調査によると日本人の3人に1人が皮膚、呼吸器および目鼻のいずれかにアレルギーを有すると報告されています。アレルギー性疾患の中でも花粉症は日本人の全人口の1割以上であると推定されており、罹患率の高いアレルギー性疾患として知られています。我々はこれまでに、トマトに由来するカロテノイドが抗アレルギー作用を有する可能性があることを明らかにしてきました (2005年度版ニュースリリース「トマト由来カロテノイド(主にリコピン)の抗アレルギー作用を臨床試験で確認」)。また、リコピンの摂取がアレルギー反応を抑制することを動物実験で解明しました。そこで、トマト加工品の摂取がアレルギー性疾患の一種である花粉症の症状を改善することができるのではないかと考え、本試験を実施致しました。

■研究概要
≪目的≫
トマトジュースおよびトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)の継続的な摂取が、花粉症の自覚症状やQOL、アレルギーの指標となるIgE抗体の産生抑制に有効であるかを明らかにすることを目的とし、研究を行いました。

≪試験の方法≫
本試験はヘルシンキ宣言に則って実施致しました。過去2年連続して春に花粉症の自覚症状があり、アレルギーの指標であるスギ花粉特異的IgE抗体価が陽性である成人を対象としました。被験者の方には、研究に対する同意を得た後、以下4種類の食品を12週に渡り摂取していただきました。

表1.摂取する食品の種類
<トマトジュース摂取が花粉症に与える影響の試験>
1トマトジュース(190g、リコピン35mg)を毎日1本(5人)
2プラセボ飲料(190g、リコピン3.5mg)を毎日1本(9人)

<リコピン含有カプセル摂取が花粉症に与える影響の試験>
3リコピン含有カプセル(420mg、リコピン20mg)を毎日1粒(8人)
4プラセボカプセル(420mg、リコピン0mg)を毎日1粒(6人)

試験期間は、食品を摂取する12週間に加え、食品摂取をやめてから2週間の合計14週間としました。試験期間は、花粉飛散量が多い時期に合わせ、2006年2月から2006年5月の間に実施致しました。
花粉症の自覚症状やQOLに与える影響は、日本アレルギー性鼻炎QOL調査委員会承認済の日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票(JRQLQ NO.1)を用いてアンケート調査を行いました。加えて血中の総IgE濃度およびリコピン濃度を調べるため、採血を行いました(0、4、8、12、14週)。トマトジュース摂取による花粉症への影響を確認するため、1と2の群を比較しました。またリコピン含有カプセル摂取による花粉症への影響を確認するため、3と4を比較しました。

≪結果≫
トマトジュースの摂取が花粉症の自覚症状のスコアに与える影響について(図1)
花粉症の自覚症状やQOLに与える影響を調べるため、アンケート調査を行いました。アンケートは大きく3つの項目(自覚症状、QOL、総括的状態)を含みます。今回、トマトジュースおよびリコピン含有カプセルの摂取により自覚症状のスコアを改善する効果が確認されました。花粉症の自覚症状が悪化しているほどスコアは高値を示します。
トマトジュース摂取群とプラセボ飲料摂取群を比較した結果、トマトジュース摂取群では全6項目(水っぱな、くしゃみ、鼻づまり、鼻のかゆみ、目のかゆみ、涙目)のうち、水っぱな、くしゃみおよび鼻のかゆみの3項目で摂取開始から10週目で有意なスコアの改善を示しました。以下に水っぱなのデータを例として示しました(図1)。



図1.トマトジュース摂取が花粉症の自覚症状のスコアに与える影響
リコピン含有カプセルの摂取が、花粉症の自覚症状のスコアに与える影響について(図2)
リコピン含有カプセル摂取群とプラセボカプセル摂取群を比較した結果、自覚症状の全6項目のうち、水っぱなおよび目のかゆみの2項目で摂取開始から6週目で有意なスコアの改善を示しました。目のかゆみの項目では、8週目においても有意なスコアの改善を示しました。以下に水っぱなのデータを例として示しました(図2)。



図2.リコピン含有カプセル摂取が花粉症の自覚症状のスコアに与える影響
トマトジュースおよびリコピン含有カプセル摂取による血中総IgE濃度の変化量について(図3)

アレルギーの指標として血中の総IgE濃度を測定しました。IgEはアレルギーを発症している状態で多く分泌される抗体です。トマトジュース摂取群はプラセボ飲料摂取群に比べて低下する傾向はありますが、有意な差はありませんでした。一方、リコピン含有カプセル摂取群ではプラセボカプセル摂取群に比べて、飲用開始から12週目に有意に低値を示しました(図3)。



図3.血中総IgE濃度変化量の比較
トマトジュースおよびリコピン含有カプセル摂取による血中リコピン濃度の変化量について(図4)

試験食品が摂取されているかを確認するため血中のリコピン濃度を測定しました。トマトジュース摂取群、リコピンカプセル摂取群ともに、それぞれの対照に比べて試験開始から4〜12週目で有意に高値を示しました。リコピン含有カプセル摂取群は14週目においても有意に高値を示しました(図4)。


図4.血中リコピン濃度変化量の比較
以上の結果より、
トマトジュースやトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)の継続的な摂取は、花粉症の自覚症状を改善することが期待できます。

■用語の説明

カロテノイド:
主に植物に存在する、赤・橙・黄色の色素で、カロテノイドのうちβ-カロテンなどは体内でビタミンAに変換される。トマトにはリコピン(赤色)、ニンジンにはβ-カロテン(橙色)、赤ピーマンにはカプサンチン(赤色)が特徴的に含まれている。最近は、抗酸化作用による疾病予防作用が注目されている。

リコピン:
カロテノイドの一つで、トマトに多く含まれる赤い色素。脂溶性であることから油とともに摂取すると吸収性が高まる。カロテノイドの中で抗酸化作用が最も高く、活性酸素種が原因と考えられる様々な疾病の予防作用が期待されている。疾病の予防の観点から、これらの抗酸化物質を効率よく吸収し、体内のリコピン濃度を高めることが重要だと考えられる。

プラセボ:
ヒトにおける試験を行う際に対照として用いる試験薬に似せた形状で、有効成分を含んでいない偽薬のこと。試験薬の効果は、この偽薬を摂取した対照と比較することで確かめる。

IgE:
IgEとは、アレルギー状態の際に過剰に分泌される抗体のことである。実際に、アレルギーの状態にあるときにIgE抗体の産生が高いことが知られている。IgEはアレルギーの引き金となる物質であり、刺激物質となるヒスタミンなどを誘発する。

特異的IgE:
特異的IgEとは、特定のアレルゲンとだけ結合するIgE型の抗体のことである。スギ特異的IgEは、スギに含まれるアレルゲンとだけ結合するIgE抗体である。

QOL:
Quality of Lifeの略で、一般的には「生活の質」「人生の質」を意味する。花粉症を含むアレルギー性鼻炎は「致死的疾患」ではないため、症状の改善によりQOLを向上させることが一般臨床医における治療の目標となっている。

日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票:
本調査票は、計量心理学的に妥当性、応答性をはじめて種々の検討から日本の花粉症患者を対象に標準化されたものである。評価項目は、花粉症の自覚症状(水っぱな、くしゃみ、鼻づまり、鼻のかゆみ、目のかゆみ、涙目の全6項目)と、QOL(日常生活、戸外活動、社会生活、睡眠、身体機能、精神生活の6つの領域からなる全17項目)と総括的状態(1項目)の3つの項目で構成されている。

ヘルシンキ宣言:
世界医師会第18回総会で採択されたヒトを対象にした試験の倫理規範のこと。正式には、「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」という。
 

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