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カゴメ、中国でセントラルキッチン運営会社を設立
~食材の一括管理による「安心・安全」を確保し、中国でのオフィス給食事業を強化~

2011年10月24日

カゴメ株式会社(社長: 西秀訓)は、中華人民共和国無錫市で展開してきたオフィス給食事業を強化するために、セントラルキッチンを運営する『可果美(無錫)食品有限公司』の現地における事業者登録を、2011年10月10日に完了しました。セントラルキッチンは、2012年5月の稼動開始を予定しています。今後の更なる事業拡大に向けて、食材の一括管理により安定的な「安心・安全」の確保を目指してまいります。
 

1.中国でのオフィス給食事業について
経済成長が著しい中国では、今後、“食”において大きな変化が来ると予想されます。 カゴメは、オフィスにおける毎日の食事を直接提供することで、市場のニーズに即した事業展開の機会を捉えていきたいと考え、2011年3月に『可果美餐飲管理(無錫)有限公司』を設立し、中華人民共和国無錫市において、現在3店舗体制でオフィス給食事業を展開しています。 これらの店舗は、従来から現地にあったオフィスワーカー向けレストランとは違い、清潔感のある内装などが大変好評をいただいております。
数年後には50店舗の展開を予定しており、今後はセントラルキッチンシステムを採用し、安心・安全を継続的に確保することや原価低減を実現しながら、事業の拡大を目指して参ります。 これにより、調達・調理の機能集約による店舗オペレーションの負担が軽減され、品質の一貫性が確立できることで、スピーディな店舗展開が可能となります。
尚、中国では、事業分野別許認可制となっているため、これまでオフィス給食事業を展開してきた『可果美餐飲管理(無錫)有限公司』とは別に、セントラルキッチンの運営を行う会社を設立しました。

2.概要
(1) 商号  :  可果美(無錫)食品有限公司
( KAGOME(WUXI)FOOD PRODUCTS CO.,LTD.)
(2)代表者  :  董事長 総経理 江端徳人
(3)所在地  :  中華人民共和国無錫市
(4)主な事業内容  :  食品製造、食品販売、食品・飲料の卸
(5)決算期  :  年1回 12月
(6)資本金  :  300万米ドル
(7)株主構成  :
カゴメ株式会社  70 %
株式会社中日友交商会  30 %