ニュースリリース ニュースリリース

カゴメ、「野菜栽培に関する調査」を実施
年代による栽培目的や意識の変化の違いに注目
生長過程も楽しみ、安心して旬の美味しさを味わいたい心情が浮き彫りに

2014年1月16日

カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、野菜栽培に取り組んでいる全国の20歳以上の男女600人を対象に「野菜栽培に関する調査」を実施いたしました。

近年、食の安心・安全への関心が高まったことや、食育の一環として家庭菜園に人気が集まっています。また、カゴメでは毎年春、自社で保有する約7500種のトマトの種子から独自に開発したトマトの苗のプレゼントキャンペーンを実施していることを背景に、この度野菜栽培に取り組む人の意識や栽培実態の調査を行ないました。今回の調査では、年代によって栽培目的や意識の変化の違いが表れる結果となりました。全般的には「食べるため」に野菜を育てることを基軸にしつつ、その生長過程も楽しみ、安心して旬の美味しさを味わいたいという心情が浮き彫りとなりました。

また、農林水産省では「都市及び都市近接地域において『農』を楽しめる暮らしづくり」を推進し、都市的地域における市民農園の区画数を拡大することを政策目標(※)に掲げていることから、今後さらに栽培環境の整備拡充が期待されます。

 ※15万区画(23年度)から20万区画(29年度)に (農林水産省HP:「農」のある暮らしづくり交付金より)

  【調査概要】

調査期間              :    2013年11月11日(月)〜12日(火)

対象                    :    野菜栽培に取り組む全国の20代以上の男女600名

方法                    :    インターネット調査

 

【調査結果トピックス】

※調査の詳細は別添の「野菜栽培に関する調査報告書」をご参照下さい。

<参考資料>野菜栽培に関する調査報告書

 

野菜栽培を始めてからの意識の変化では「季節を感じるようになった」(60.8%)がトップ。次いで「野菜の味わいが分かるようになった」(36.3%)。野菜栽培を通じて季節の変化を感じ、野菜の旬の美味しさを実感できるようなったことがうかがえる。

 

野菜を栽培するきっかけは「趣味の一つとしてよいと思ったから」(56.7%)がトップ。全年代を通じてポイントが高く、年齢を問わず長年続けられる趣味としてはじめる人が多い

 

50歳代以降では「夫・妻(配偶者)」(50歳代:42.5% 60歳以上:49.2%)と一緒に野菜栽培に取り組んでいる人がトップを占め、夫婦共通の趣味となっている。

 

20歳、30歳代の子育て世代では「食費の節約のため」(20歳代:50.8% 30歳代:47.5%)「野菜をたくさん食べるため」(20歳代:42.5% 30歳代:40%)といった回答のポイントが高く、食べ盛りの子供をもつ家庭の家計の負担軽減も目的のひとつとなっている。

 

シニア層では「心の豊かさのため」(50.8%)「適度な運動で体の健康維持のため」(49.2%)のポイントが他の年代よりも高く「心と体の健康」を意識していることがうかがえる。

 

この一年で育てた野菜は「ミニトマト・ミディトマト」(58.8%)がトップ。次いで「きゅうり」(52.3%)「なす」(49.3%)と夏野菜が上位3位を占めた。理由は「育てやすい」(71.8%)「好きな野菜」(56.2%)など。

 

20歳代の約3割は、野菜を栽培することによって「早起きになった」「規則正しい生活になった」と回答し、生活のリズムの改善効果が見られた

 

◆ 収穫した野菜が食べ切れない時の対処法は、常備菜として加熱調理して保存