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平成26年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」
カゴメ富士見工場 農林水産大臣賞 受賞
~63種類に不要物を分別し、ゼロエミッション11年連続達成~

2014年10月24日

カゴメ株式会社(社長:寺田直行、本社:愛知県名古屋市)は、当社富士見工場において、平成26年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」(主催:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会)の農林水産大臣賞を受賞しました。受賞にあたり、10月28日(火)、KKRホテル東京(東京都千代田区)にて表彰式が開催されます。

同協議会では、発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)に取り組み、顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体等を表彰する「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」を毎年開催しています。昨年度は、全国から127件の推薦案件が寄せられ、各大臣賞計13件、同協議会会長賞83件の全93件が受賞しています。

当社富士見工場では、生産活動によって排出される不要物の再資源化を2000年より促進しています。2003年以降は、99%以上の再資源化(ゼロエミッション)を11年連続で達成しており、従業員一丸となって環境教育の実施と現場での実践を行っています。生産活動で発生する不要物は、主に資材運搬の為の容器包装や製品検査で発生したPETボトルや紙パック、野菜搾汁後の残渣であり、不要物が発生する各職場にて各従業員が洗浄と分別を徹底しています。63種類に細かく分別することにより、再資源化の幅が広がり、ゼロエミッション達成の要因となっています。再資源化については、長野県と『産業廃棄物3R実践協定』を締結し、県ホームページにて再資源化に関する計画及び結果報告も公開されています。

また、工場では地域の小学生の社会化教育の一貫として工場見学会を受け入れており、その他各団体も含めると年間約6,000人の見学者を受け入れています。工場における環境への取り組みを紹介する事で、分別を基本とした3R活動を啓蒙しています。

当社富士見工場での上記活動が高く評価され、この度農林水産大臣賞を受賞致しました。カゴメは、100年以上もの間、トマトをはじめとした野菜・フルーツなど、たくさんの自然の恵みを利用して、商品づくりを続けてきました。地球が育んでくれるすべての植物や動物、多種多様な生態系、そして地球という生命体そのものが、カゴメの商品と深くつながっています。人々のいのちや地球の健康を維持することに、大きな危機感が芽生え始めている今だからこそ、「人・社会・地球環境の健康長寿に貢献する」ことを、カゴメの使命と考え、引き続き、3R活動を推進して参ります。