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企業情報トップ> ニュースリリース> 2014年 > ラクトバチルス・ブレビス・KB290(通称:ラブレ菌)を含む飲料の継続摂取によるインフルエンザ罹患率の低減を確認〜インフルエンザ流行期に栃木県那須塩原市の小学校15校にて大規模調査を実施〜

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2014

ニュースリリース

カゴメ株式会社からのニュースリリースです。
掲載された情報は発表当時のものです。価格などは変更される場合があります。

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2014年10月16日 研究

ラクトバチルス・ブレビス・KB290(通称:ラブレ菌)を含む飲料の
継続摂取によるインフルエンザ罹患率の低減を確認
〜インフルエンザ流行期に栃木県那須塩原市の小学校15校にて大規模調査を実施〜

カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、栃木県那須塩原市の小学生を対象に調査を行い、弊社保有の植物性乳酸菌Lactobacillus brevis KB290(以下ラブレ菌)の摂取によって、インフルエンザに感染するリスクを低減できる可能性があることを明らかにしました。

【ラブレ菌について】

「ラブレ菌」は、免疫力と関係の深いインターフェロンの研究などで知られるルイ・パストゥール医学研究センターの岸田博士によって京漬物“すぐき”から発見された乳酸菌です。弊社での研究で整腸や免疫賦活に効果的であることが確認されています。


すぐき (提供:京つけもの 西 利)


ラブレ菌


 

【本調査の概要】

対象:    栃木県那須塩原市の小学生計2,926名  ※規定通りに試験を完了した1,783名のデータを解析

調査期間: 2014年1月14日〜2014年3月7日の約2ヶ月間

調査概要: 上記の約2ヶ月間、ラブレ菌を含む飲料を毎日(休校日を除く)摂取した児童(摂取群)と摂取しなかった児童

        (非摂取群)とで、インフルエンザ罹患率(インフルエンザと診断された児童の割合)を比較しました。

        その結果、非摂取群のインフルエンザ罹患率が23.9%であったのに対し、摂取群では15.7%と、

        明らかに低いことがわかりました(下図)。

 

ラブレ菌の継続的な摂取によって、インフルエンザ罹患リスクを低減できる可能性が明らかになりました。

◆特定の食品の摂取がインフルエンザ予防に有効であることを示す報告は、乳酸菌も含めていくつかなされておりますが、

 今回のように、同一地域内で食品を摂取した者としなかった者とでインフルエンザ罹患率を比較した、数千人規模

 での調査は、世界でも初めてだと思われます(カゴメ調べ)。

◆本研究成果は、日本食品免疫学会設立10周年記念大会(2014年10月16日〜17日)で発表致します。

◆本研究の論文がLetters in Applied Microbiology誌に受理されました(同雑誌の電子版に掲載されています)。

 

※本発表はインフルエンザ予防ワクチンの接種を推奨しないものではございません。

 

<特設WEBサイト>

 http://www.kagome.co.jp/nyusankin/influenza/index.html

 

 

〜調査概要〜

 

■背景および目的

例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1,000万人と言われています(※)。インフルエンザの予防対策のひとつに予防接種がありますが、予防接種の有効率は、小児や高齢者では必ずしも高くありません。したがって、食生活で免疫力を高め、インフルエンザに対する抵抗力を高めることができれば、より効果的な予防につながると考えられます。

そこで、本研究では免疫力を高める効果を持つ乳酸菌であるラブレ菌を含む飲料がインフルエンザの予防に有効かどうか、調査を行いました。なお、特定の食品の摂取がインフルエンザ予防に効果的であることを示す報告は、乳酸菌も含めてこれまでにもいくつかなされておりますが、今回のように、同一地域内で食品を摂取した者としなかった者とを比較した、数千人規模での調査は、世界でも初めてだと思われます。

※国立感染症研究所調べ

 

■調査方法

調査は栃木県那須塩原市の小学生2,926名を対象に約2か月間行いました(2014年1月14日〜3月7日、休校日を除く)。参加児童が通う小学校を2つのグループに分け、調査期間中、一方の学校の児童にはラブレ菌を含む飲料(ラブレ菌を約60億個含有、80ml)を1日1本、学校で毎日摂取してもらい(摂取群)、もう一方の学校の児童は全く摂取しないようにしました(非摂取群)。そして、ラブレ菌の摂取とインフルエンザ罹患率との関係を調べるために、摂取群と非摂取群で、期間中のインフルエンザ罹患率を比較しました。また、インフルエンザ罹患率に影響を与えると考えられる予防接種の有無も調査しました。

<補足>

・2013年10月21日〜12月13日、2014年1月14日〜3月7日の2期間で本調査を行い、インフルエンザが流行した後半の期間を解析対象とした。

・本人と保護者の同意が得られた小学生を対象に実施した。

・参加児童2,926名のうち、規定通りに試験を完了した1,783名のデータを解析に用いた。

・期間中に医師にインフルエンザと診断されたか否かでインフルエンザ罹患を調査した。

 

■ラブレ菌の摂取がインフルエンザ罹患率に与える効果の確認

ラブレ菌を含む飲料を摂取した児童(摂取群)のインフルエンザ罹患率は、摂取しなかった児童(非摂取群)に比べて明らかに低いことが確認できました(図1)。この結果より、インフルエンザの流行期にラブレ菌を含む飲料を継続的に摂取することにより、インフルエンザ罹患リスクを低減できる可能性が示されました。

 

 

さらに、予防接種の有無による効果の違いを調査したところ、予防接種を受けなかった児童において、ラブレ菌を含む飲料の摂取の効果が顕著にあらわれました。(図2)。

 

 

■ラブレ菌がインフルエンザウイルスに対し免疫力を発揮するメカニズム

ラブレ菌は、ウイルスから身を守るために私たちの体に備わっている3つの主な防御メカニズムである、細胞傷害活性、インターフェロン(IFN) –α産生、抗体産生を活性化し、免疫力を高めることがわかっています。

<細胞傷害活性>

がん細胞や感染細胞などを攻撃して殺す働きの強さを表し、免疫力の重要な指標となります。加齢やストレスによって低下することが知られており、細胞傷害活性を高めることにより感染症やがんの予防が期待されます。

<IFN-α>

ウイルスに感染したときに、その増殖を抑えるために生体内で作られるタンパク質です。がんや肝炎の治療薬としても使われています。

<抗体>

病原体や異物(抗原)が体の外から侵入したときに産生されるたんぱく質です。抗体は抗原にくっつくことで、感染力や毒性を失わせたり、生体が抗原を排除するのを助けたりします。

 

■まとめ

インフルエンザの流行期にラブレ菌を含む飲料を継続的に摂取することで、インフルエンザ罹患リスクを低減できる可能性が示されました。また、予防接種を受けていない方に対して、より顕著な効果が確認されました。本調査より、ラブレ菌の継続的な摂取が体の免疫力を高め、インフルエンザの予防に効果的であることが期待されます。

 

※本発表はインフルエンザ予防ワクチンの接種を推奨しないものではございません。

 

 

 

 

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