カゴメ野菜調査隊

嫌いじゃないのに食べられない… 「あなたが野菜を食べられない理由は何ですか?」 カゴメ野菜調査隊が、全国の10-60代4860人へのアンケートで、 「野菜をちゃんと摂れていない」と感じている方にその理由を聞いてみました(複数回答可)。 すると、「おいしくないから」という理由は少なく、 野菜嫌いというわけではないのに、きちんと摂れていない人たちには、 こんな理由があったのです。あなたにも思い当たるものはありませんか?

あなたが野菜を食べられない理由は何ですか?

調理の時間がない

勉強、部活、仕事、家事、趣味etc.
世代それぞれの「やるべきこと」に忙しいのが
現代人。食事の準備にゆっくり時間がとれません。

調理に手間が
かけられない

野菜を洗ったり切ったりする下ごしらえから、
煮る・焼く・炊くといった調理の手間が
取りにくいという声が聞かれました。
また、「調理できない」「適切な食べ方・
調理方法が分からない」といった声も。

野菜は今の量で
十分だと思っている

厚生労働省「国民健康・栄養調査」(平成28年)によると
成人の1日の野菜類平均摂取量は女性で
約270g、男性で約290g。摂取目標値は
350gなので、実は十分とはいえません。

野菜の価格が高い

天候に左右される野菜の価格、
とくに雪や長雨の後などは高騰しがち。
そのため「野菜は高い」というイメージが
刷り込まれているのかも。
また、買うときの量を多いと感じている方
もいるようです。

食事のタイミングが不規則

遅い夕食や慌ただしい朝食・ランチなど
「とりあえず」の食事では、菓子パンや
インスタント食品などすぐに食べられるものに
偏りがちなのでは。

第1位の「調理の時間がない」という回答をはじめ、
多項目にわたって現代人の忙しさが浮き彫りになったアンケート調査。
本当は野菜を食べたいのに、毎日何かと時間に追われて、
実際の生活シーンでは食べる機会を持ちにくい人が多いことが分かりました。
みなさんも、せっかく買った野菜を食べそびれて、
冷蔵庫で萎びさせていることはありませんか?

さらに、カゴメ野菜調査隊は最も理由の多かった「調理の時間がない」に対して、該当者の性別、年齢を追跡調査しました。すると、意外な結果が!
性別・年齢で比較すると「男性」よりも「女性」、年齢では「30代」「40代」で「調理の時間がない」と感じてる人が多いことがわかりました。なかでも最も目立ったのは、「1歳以上高校生以下の同居の子どもあり」の家庭のうち、なんと36.7%もの割合が、「調理の時間がない」と回答していたこと。

全 体

1歳以上高校生以下の同居の子供あり

育ち盛りの子どもを抱える家庭では近年、有職主婦(パートを含む)が増えていることなどから、育児や仕事に時間を取られて、食事の支度に時間をかけることが難しい現実が。野菜を食べさせたいのに、実際は時間がないせいで食べさせられていない…というジレンマが垣間見えます。 言い換えれば、子どもたちはもちろん、家族みんなでもっと野菜を摂るカギは「時間」と「手間」。

時短メニューを取り入れるほか、下ごしらえに手間がかからないカット済み野菜や冷凍野菜、素材を生かした缶詰・瓶詰などの加工食品、電子レンジで使える調理器具を活用するといった工夫が、 野菜不足改善につながります。

調理に時間をかけない方法で、野菜不足を解消したいですね。

【調査概要】
  • ・調査会社:東京サーベイ・リサーチ
  • ・調査対象者:全国10~60代男女(マクロミルモニタ)
  • ・調査対象者:本調査 4680サンプル(全国10~60代男女)
  • ・調査対象割付:10~60代男女×9地域「北海道/東北/北関東/南関東/甲信越・北陸/東海/関西/中国・四国/九州・沖縄」
  • ・調査期間:2017/11/17-11/20

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