[ほうれん草やじゃがいもの茹で方&あく抜き]コツは水量と温度

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[ほうれん草やじゃがいもの茹で方&あく抜き]コツは水量と温度

監修:

野菜を茹でるとき、熱湯から茹でますか、それとも水から茹でますか?実は、野菜の種類によって適した茹で方は異なります。野菜の種類別に、おいしく茹でる方法を紹介します。

水から茹でたほうがいい野菜

●組織の硬い「根を食べる野菜」など

大根、にんじん、ごぼう、いも類など

茹で方のコツ

じゃがいもなどを皮付きで茹でる場合は表面をよく洗い、鍋に入れてかぶるくらいの水を注ぎます。

水から茹でる野菜の茹で方1:皮付きのじゃがいもなどを鍋に入れて、かぶるくらいの水を入れる

鍋を火にかけます。茹で上がりは、じゃがいもに竹串をさしてすっと通るくらいが目安です。

水から茹でる野菜の茹で方2:鍋を火にかけ、じゃがいもなどに竹串がすっと通れば茹で上がり

熱湯で茹でたほうがいい野菜

●緑色を保ちたい「葉菜」など

ほうれん草、小松菜、キャベツなど

茹で方のコツ

鍋にたっぷりの量の湯を沸かします。野菜200gに対して、水1L以上(野菜は水量の20%以下)が目安です。

ほうれん草や小松菜などの葉菜は、茎から入れます。10秒ほどたったら葉の部分も入れ、1分程度であげます(茹で時間は野菜によって異なります)。茹で上がりは、根元の部分に少し硬さを感じるくらいが目安です。

熱湯で茹でる野菜の茹で方1:たっぷりの熱湯に葉菜などを茎から入れ、10秒ほどたったら葉も入れ、約1分であげる

すぐに流水で冷やし、水を絞ります。

熱湯で茹でる野菜の茹で方2:茹で上がったら、すぐに冷水で冷やして水を絞る

最後に

野菜は茹で方で、仕上がりのおいしさが変わります。野菜ごとの茹で方を覚えて、毎日の料理に生かしていきましょう。

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最終更新:2023.01.06

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
文部科学省「調理室における衛生管理&調理技術マニュアル」(野菜の茹で方)

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