[レタス]鮮度を長持ちさせる保存方法のコツは?

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[レタス]鮮度を長持ちさせる保存方法のコツは?

監修:

フレッシュサラダやグリーンサラダなどに欠かせないレタス。一般的にレタスと呼ばれているものの正式名称は、玉レタスといわれるもの。栄養価はあまり高くありませんが味が淡白なので、栄養価の高い緑黄色野菜や、肉や魚などのたんぱく質との相性が良い野菜です。 

栄養素

  • ビタミンK
  • 葉酸 など

旬・産地

レタスの生育適温は15℃前後と冷涼で乾燥した気候を好みますが、産地リレーや施設栽培の普及によって周年で供給されています。
春レタス(4~5月)、夏レタス(5~8月)、秋レタス(8~11月)、冬レタス(12~翌年3月)に区分されます。

選び方

①おいしいレタスの選び方

形は楕円体のレタスがおすすめ。高さがあるものは芯分がのびているので、繊維がかたく、苦みがあることが多いようです。

おいしいレタスの選び方

②芯の切り口もチェック

新鮮なものはみずみずしく、変色していません。また、切り口の面積が大きいものは、芯がのびて苦みがあることが多いといわれています。

芯の切り口もチェック

保存方法・期間

レタスを丸ごと保存する場合

レタスを丸ごと保存する場合

乾燥を防ぐために、湿らせたペーパータオルを芯に当てて、ビニール袋に入れて密封します。冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く食べきりましょう。

下ごしらえのコツ

レタスの葉をはがすコツ

芯をとるとはがしやすくなります。芯は、指でしっかりつかんでねじるように回すと、簡単にはずれます。洗うときは芯を取り除いた部分に流水をあてると、水が葉の間に入り洗いやすく、さらに葉をはがしやすくなります。

レタスの葉をはがすコツ

レタスを切るときのポイント

レタスを鉄の包丁で切ると、切り口が短時間で褐色に変わってしまいます。手でちぎるか、ステンレスもしくはセラミックの包丁を使いましょう。

レタスは切り方で食感が変わる

① レタスカップ(ピラフなどをのせる、ひき肉を包む)
② 3~4cm角切り(炒めもの、サラダ)
③ 2~3mm幅のせん切り(マリネを盛る敷き野菜として、コールスローサラダ、スープの具)
④ 1~1.5cm幅にカット(マリネを盛る敷き野菜として)
⑤ 2つから3つにちぎる(魚・肉料理に添える、しゃぶしゃぶ)
⑥ ひと口サイズにちぎる(サラダ、炒めもの、スープの具)
⑦ 1/8にカット(ディップをつける)


写真:小林友美
制作・監修:カゴメ
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
出典:
農林水産省 平成26年産野菜生産出荷統計(産地)  夏・秋
独立行政法人農畜産業振興機構 野菜ブック「レタス」(生育温度、産地リレー)


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最終更新:2022.12.21

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