徳島県の温暖な気候と、吉野川の恵みがもたらした良質の砂地畑で育てられる、なると金時。ずっしりとした太り具合で形もよく鮮やかな紅色の皮。ホクホクとした食感と上品な甘みが人気です。水はけのよい海水のミネラルをたっぷりと含んだ砂地で育てられる芋の甘みは「焼き芋なら、なると金時」と人気を呼んでいます。
1月31日 愛菜の日
愛菜の思いをもっともっと知っていただくために野菜についてのトリビアを紹介。
食べるだけではなく、食文化や歴史などを知ることでもっと野菜が好きになるかも!?
香川県坂出市は金時にんじんの生産量が日本一。その畑の多くはかつて塩田だったそうです。現在でも掘り起こせば、貝殻が出てくるような土。ミネラルを豊富に含む土がにんじんに栄養を与え、にんじんは真っ赤に育ちます。
温暖な気候に恵まれた瀬戸内・愛媛県西条市には、日本七霊山のひとつ「石鎚山」が聳えています。この石鎚山で長い年月のあいだ磨かれてきた水が、絹かわなすを育てます。皮が絹のように薄くてアクがほとんどなく、生で食べるとリンゴのようにフルーティ。皮ごと炭火で焼くとトロリとトロける絹かわなす。この西条の地だからこそ育つ極上のおいしさです。
にらの多くはビニールハウスで通年栽培されています。四国では高知県が一大産地。冬は味濃く香り強く、春は柔らかく優しい味、夏はシャキシャキとした歯ごたえなど、一年を通して多彩なおいしさが楽しめます。