大根役者など野菜の故事&ことわざは、栄養や栽培など知恵の宝庫

栄養・効果

野菜の栄養・効果

大根役者など野菜の故事&ことわざは、栄養や栽培など知恵の宝庫

監修:

昔の人の教訓や知識などを、簡単かつ風刺的に表現することで言い伝えられてきた「故事・ことわざ」。その中には野菜をテーマにして、食生活や栄養、栽培などの知識が含まれているものも少なくありません。今回は、大根、ごぼう、さつまいもにまつわる故事・ことわざを紹介します。

大根の故事・ことわざ

大根は消化がよいので「あたらない」ことから大根役者と言われる

●大根役者

大根は消化がよいので、お腹の調子が悪くなったり、あたったりすることはめったにありません。このことから、平凡で、あたらない役者を「大根役者」と呼ぶようになりました。

大根おろしの作り方、辛みの調節方法はコチラ

●大根どきの医者いらず

大根の収穫どきにはみんな健康になり、医者がいらなくなるという意味です。古くから、大根はお腹の調子を整え、消化をよくするはたらきがあり、体に良い野菜として認識されていました。

日本人の食事摂取基準(男性30~49歳)における1日の推定平均必要量(目安量)に対する大根の葉の栄養素の割合のグラフ

さらに詳しい大根の栄養はコチラ

ごぼうの故事・ことわざ

ごぼうはお尻が、大根は頭のほうがおいしいので「大根頭にごぼう尻」と言われる

●大根頭にごぼう尻

大根は頭の方がおいしいけれど、ごぼうはお尻の方がおいしいという意味です。大根は先の方が辛いので、頭の方が甘く感じられます。また、ごぼうはお尻の方の組織がやわらかいので、このようにいわれます。

甘いカット大根の選び方はコチラ
ごぼうの選び方や切り方はコチラ

●ごぼうの種まきは柿の葉三枚

柿の木に芽吹いた芽の、葉が三枚ほど開いたころにごぼうの種をまくとよいという教えです。
ごぼうの栽培法には「春まき秋どり」と「秋まき春どり」があります。春まき秋どりのごぼうの種まきは、地域によって多少の違いはあるものの、3月から4月。柿の本葉が3枚になる時期と同じ頃です。これも先人たちが経験から導き出した栽培の知恵です。

見る機会がなかなかないごぼうの花はコチラ
新ごぼうの出回り時期はコチラ

さつまいもの故事・ことわざ

さつまいもの産地、川越が江戸から十三里のところにあったころから「栗よりうまい十三里」と言われる

●栗よりうまい十三里

「里」とは昔の距離の単位です(1里は約3.9km)。「栗」は「九里」に、「より」は「四里」に掛け、九里+四里で「十三里」。ちょうど、江戸から十三里のところに、さつまいもの産地、埼玉県の川越がありました。そのため、さつまいもは「十三里」と言われていたようです。また、川越から来る焼きいも屋も「十三里」と呼ばれていました。それにかけて、焼きいも屋が「栗よりうまい十三里」とふれて売っていたそうです。

調理法で変わるさつまいもの甘み・食感はコチラ

最後に

野菜のことわざにはどんな意味が含まれているのか、食卓の話題にしてはいかがでしょうか。

毎日の生活を野菜で楽しく、
カゴメが運営する野菜専門メディアVEGEDAY


野菜のQ&A
カゴメのオススメ記事
  • 野菜の種類
  • 野菜の栄養・効果 効能
  • 野菜を選ぶ・保存する 野菜の選び方、野菜の味、野菜の消費期限
  • 野菜を調理する 野菜の切り方、野菜の下ごしらえ
  • 野菜を育てる 野菜の栽培方法、家庭菜園