


キウイは雌雄異株。雄花をつける雄株と雌の花をつける雌株があるのです。「雄花より、雌花の方が断然キレイ」と話すのは、お義父さんからキウイ畑を受け継いで11年目の久保さん。
みかん畑とキウイ畑を見回る日々です。「5月の連休の頃にみかんの花が終わると、20日前後からキウイの花が咲き始める。
下向きに少しぶら下がるように咲きよるんやけど、一斉に咲いたら、それは見事、華やかや!」。
キウイは、自然交配すると7割は雄花になるのだとか。雌株の畑に雄株を混植することもありますが、ほとんどの農家さんは雄株は別の畑で育て、
雄花から花粉を採って雌花につけています。人間の手で受粉を確実にほどこして、果実を育てるためです。