ローマでは「カッチャトーラ風」や「ローマ風」と呼ばれる料理があり、にんにくとローズマリーの風味、ワインビネガーの酸味を効かせ、仔羊やウサギ肉を使って作ります。この料理に鶏肉を使うと「ラッツィオ風」とメニュー名が変わります。
香草の香りとワインビネガーの酸味をグリル野菜にまとわせ、サッパリとした味わいに仕立てました。

1. 菜園風は0.5％程度の塩をして180℃のオーブンで10分ほど水分を飛ばすように加熱する。
   オニオンソテーは解凍しておく。
2. ローズマリーは飾り用に半量程度を枝のまま残し
   残りは葉だけにして、半割にして芽を取り潰したにんにくとオリーブオイルをかけ、みじん切りにする。
3. 熱したフライパンにオリーブ油(分量外)を入れ、塩こしょうをした鶏肉を皮目から両面色よく焼く。
4. オリーブ油(分量外)を少し足し、②とアンチョビを加え、香りが立ったら①のオニオンソテーを加えてなじませる。白ワインを加えてアルコールを飛ばし白ワインビネガーを加えて蓋をし、鶏肉に火を通す。
5. ④に①の菜園風を加えて数分加熱し、塩こしょうで味を調える。
6. 鶏肉を皿に盛り付け、火を止めてEXVオリーブ油をフライパンに回し入れてさっと和え、鶏肉の周りに盛り付け、パセリをふる。