


大分県日田市は北部九州のほぼ真ん中、福岡・熊本両県に隣接した山間に広がる町。周囲を阿蘇・くじゅう山系の1,000m級の山々に囲まれており、盆地特有の寒暖の差が大きいのが特色。
夏は35℃を超す日が続く一方で、冬は氷点下や雪が積もる日もあるのだとか。筑後川の上流部・三隈川をはじめ、豊かで清涼な水に恵まれていることでも有名です。
「日田市で梨づくりが始まって今年(令和5年)で112年目。先輩たちが脈々と受け継いできてくれた技術を後輩たちにも伝えていくことが大事だと思う。
なるべくデータ化し、目に見えるカタチで記録を残していこうと、青年部の若手が頑張ってくれとる。頼もしいです」と語るのは、日田梨部会の販売部長をつとめる安心院(あじみ)さん。
梨部会はもともと7つあった生産者組合がひとつにまとまり、今は83戸が所属。このうち20~40代前半の20人ぐらいが若手「同志会」を結成していて、安心院さんの息子さんもそのメンバーの1人。
心強い4代目ですね!