


生産量日本一は、もちろん原産地?である宮崎県!宮崎市清武町の小高い丘陵地に広がるミカン畑・「十九の丘」
(「とくのおか」と読みます)は、昭和47年に、「十九の農家(とくのうか)」が集まって、ミカンづくりをスタートさせたことからの命名だそうです。
その中の一軒、阿萬さんは、お祖父さん~お父さんと受け継いできた1町3反(130a)の畑を、お母さん、奥さんと3人で管理しています。
「親父と一緒にミカンづくりを始めたのが15年前。野菜もやっとったけど、親父が8年前に亡くなり、自分だけになってミカンづくり一本に絞りました。
身近にすごい技術を持った先輩がいて、その日向夏を見たとき、どんげしたら、こんなミカンができるとやろ!?と、すごい衝撃を受けて、
一緒に勉強会をさせてもらったとです」。
肌の美しい日向夏をつくりたい!味を極めたい!その一心で、先輩に教えを乞い、水やり、肥料の葉面散布など工夫を重ね、
この2~3年は、ようやく納得できる日向夏ができるようになったとか。小学1年生が大学を卒業する歳月の長さ!阿萬さん、これからが正念場ですね!