行動規範行動規範

行動規範

2018年10月3日改定

近年、世界においては、様々な社会問題の深刻化を背景に、反グローバリズム・保護主義・自国中心主義が台頭し、国際社会、経済秩序の維持・発展が脅かされる懸念があります。企業が今後も存続するためには、持続可能な社会の実現がその前提となります。
一方、日本においては、超高齢社会で、自然災害が頻発し、自助・公助だけでなく「共助」の精神やしくみが求められています。

カゴメは、このような環境において、社会課題の解決に積極的に取り組むことを、2025年のありたい姿に掲げており、自治体や他の企業やNPOともより連携を深めていきます。また、社会的に問題になっている「セクハラ」「パワハラ」等のハラスメントにも対処していきます。さらに、大手企業の不祥事が相次ぐ昨今、改めて公正な事業慣行に努めることを徹底します。

このような認識のもとに、カゴメグループは、2025年のあるべき姿「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる。」の実現をめざして、社会的企業としての在り方を示すカゴメグループ従業員の日頃の行動の軸となる「カゴメ行動規範」を制定します。 日本語だけでなく、英語に翻訳し、グループ従業員一人ひとりに周知徹底を図り、法令や国際ルール及びその精神を遵守しつつ、高い倫理観を持って社会的責任を果たしていきます。

共助

共助のしくみ

「自助」「公助」だけでは解決できない社会的テーマに関して、私たちが出来ることを選択し、積極的に「共助のしくみ」を働きかけます。

ステークホルダーとの連携

社会課題は私たちだけでは解決できないため、行動を共にしてくれる人々をステークホルダーの中に求め、連携をとった活動を行います。

地域社会における共助

私たちは、地域社会の一員として、地域社会の健全な発展に向けて、共に支えあい助けあうことをモットーとします。

人権の尊重

個人の尊重

個人とそのプライバシーを尊重し、従業員の持つ多彩な能力と多様性を、最も価値のある資産として認め合います。

差別の禁止

職場においては、すべての人を公正・公平に処遇します。人権の侵害となる、あらゆる不当な差別を絶対に許しません。

ハラスメントへの取組み

社内外を問わずあらゆるハラスメントを生まない、許さない風土を作ります。見て見ぬふりは致しません。

フェアネス

フェアプレー

社会や組織の規範と約束を守り、不正は致しません。

フェアトレード

優越的地位を用いた取引、搾取に加担する取引はしません、応じません。

情報開示

正確で理解しやすい情報をいち早く開示し、活動の透明性を高めます。

以上

当社は、行動規範に則った行動の実践をお約束します。万一、当社および当社の従業員の行動が法令または行動規範に抵触する場合、当社の内部通報窓口(カゴメコンプライアンスホットライン)までご連絡ください。

また、当社は、行動規範において共助・人権の尊重・フェアネスを謳っております。当社は、行動規範の遵守を妨げるステークホルダーによる言動に対しては、毅然とした対応をとらせていただきます。