トマトを使用したメニューが血糖値の上昇を抑制することを確認 ー カゴメと昭和女子大学の共同研究 ー
年月日
カゴメ株式会社総合研究所(栃木県西那須野町)は、昭和女子大学との共同研究により、トマトおよびオリーブオイルを使用したメニューが、血糖値の上昇を抑制することを明らかにしました。本研究内容は 本年9月24、25日に開催される日本健康科学学会第20回学術大会において発表する予定です。 トマトとオリーブオイルを共に使用したメニューは、手軽に購入・摂食でき、また夜食の定番としてよく登場するおにぎりよりも血糖値の上昇を抑制する上で効果的であり、このようなメニューはさまざまな生活習慣病の予防に役立つことが期待されます。 |
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共同研究者 昭和女子大学 木村修一先生のコメント | ||
同じ食品でも、その調理の仕方などにより、血糖値の応答が異なることは知られていたが、日常的に食べる白米飯について検討して、興味ある結果を示したことは、食べ方における調理の意義の重要さを示唆するものである。 食品企業が、健康を目的として自社製品の使い方について考察するようになるひとつのきっかけとなればよいと思っている。 |
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研究概要 | ||
下記、各試験食品の摂取後の経時的な血糖値の増加量を測定し、*AUCによって比較した。 *AUC(曲線下面積): 経時的な血糖値増加量の面積で、 食品の血糖値上昇を比較する指標として用いられる。 |
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研究成果1: トマトのクエン酸は血糖値の上昇を抑制する | ||
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研究成果2: 白米だけよりトマトやオリーブオイルを使ったリゾットとして摂取したほうが 血糖値の上昇を抑制する |
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研究成果3: おにぎりよりも、チキンライスやボロネーゼなどのトマト、オリーブオイルを 使用した調理食品のほうが摂取後の血糖値上昇を抑制する |
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これはチキンライスやボロネーゼ中のトマトやオリーブオイルなどが血糖値上昇を抑制したものと考えられる。 素材の組み合わせや調理の仕方によって、同じ炭水化物量でも血糖値の上昇を抑制できる。 |
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