健康経営の推進
カゴメはお客さまの健康の増進に貢献する商品・サービスを事業展開する中で、従業員一人ひとりが心身共に健康であることが、個人の健康のみならず、事業内容に説得力を持たせ会社のパフォーマンスの向上に繋がるという意味でも、極めて重要であると考え、積極的に従業員の健康管理・増進に取り組んでおります。
この「カゴメが健康経営に取り組む価値」を改めて認識し、2023年の企業方針には重点課題として「健康経営の強化」を加えました。。
カゴメはお客さまの健康の増進に貢献する商品・サービスを事業展開する中で、従業員一人ひとりが心身共に健康であることが、個人の健康のみならず、事業内容に説得力を持たせ会社のパフォーマンスの向上に繋がるという意味でも、極めて重要であると考え、積極的に従業員の健康管理・増進に取り組んでおります。
この「カゴメが健康経営に取り組む価値」を改めて認識し、2023年の企業方針には重点課題として「健康経営の強化」を加えました。
カゴメ健康経営宣言
カゴメは2017年に「カゴメ健康経営宣言」及び「カゴメ健康7ヶ条」を制定し、健康施策を各事業所と連携するなど、従業員の健康管理・健康増進に積極的に取り組んでいます。
推進体制
従業員の健康維持・増進に取り組むため、2016年にカゴメアクシス(株)に専任組織（現在の健康経営推進室）を設置し、カゴメ健康保険組合・各事業所の三位一体で、健康施策を検討・実施しています。
・全国の事業所すべてに産業医を選任し、産業保健スタッフ（産業医、保健師）とともに、健康管理を推進しています。
・「カゴメ健康会議」において、主要事業所の産業医を中心とした産業保健スタッフ、カゴメ担当役員、カゴメアクシス(株)専任スタッフ及び
カゴメ健康保険組合で、全社の健康課題の共有や対策などについて協議しています。
・「コラボヘルス推進会議」において、カゴメ健康保険組合と連携し、従業員の健康に関する課題を抽出し、両者のコラボレーションによる
健康施策を推進しています。
・「健康推進委員会」において、「カゴメ健康7ヶ条」をもとに全国の事業所主体に行っている健康増進活動を推進するため、
事業所の健康推進委員間の連携を進めています。
・共通の関心事である従業員の健康の増進に向け、カゴメ労働組合とも協力しています。
産業保健体制
国内の全事業所に健康管理担当窓口を設け、産業保健スタッフ（産業医、保健師）が連携しながら、従業員への面談などを実施し、フィジカルヘルス、メンタルヘルスの両面で不調者の早期発見、保健指導などを行っています。
健康管理・健康増進施策に関する状況
「カゴメ健康７ケ条」に基づき、健康施策を推進しているほか、カゴメ健康保険組合と連携した独自健診の実施や、歯科健診、インフルエンザ予防接種、ウォーキングキャンペーンなどを毎年実施しています。また、30歳以上の従業員・配偶者には、人間ドックの受診を奨励・支援しています。
さらに、2021年より受動喫煙の防止と禁煙の促進に向けた取り組みを強化し、就業時間中（休憩時間除く）禁煙を導入し、2022年に全事業所の敷地内喫煙所を廃止しました。また、禁煙にチャレンジする従業員へのサポートとして、禁煙外来の補助などをカゴメ健康保険組合と共同で実施しています。
健康診断に関する状況
（%）
| 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2025年度目標 | |
| 受診率 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 特定保健指導実施率 | 72.0 | 84.8 | 88.7 | 86.9 | 85.7 | 100 |
ストレスチェックに関する状況
（%）
| 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2025年度目標 | |
| 受検率 | 95.7 | 93.3 | 92.0 | 93.7 | 94.1 | - |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 高ストレス者比率 | 7.4 | 7.6 | 8.3 | 7.9 | 7.0 | 安定的に8.0 |
喫煙率の推移
（%）
| 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2025年度目標 | |
| 喫煙率 | 20.8 | 19.5 | 16.1 | 15.1 | 14.3 | 12.0 |
|---|
※参考1 パフォーマンスに関する指標
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
| エンゲージメントサーベイ 総合スコア *1 | 70 | 70 | 72 |
|---|---|---|---|
| 傷病休職日数 (全従業員平均) | 1.62日 | 1.83日 | 2.36日 |
| プレゼンティーズム *2 | 13.7% | 14.9% | 17.5% |
- *1 Webox(株式会社アトラエが提供するエンゲージメント測定・支援ツール)による
- *2 コラボヘルス研究会の従業員アンケートによる (WFun合計点 21点以上の割合)
※参考2 健康経営投資額
2023年度 79百万円（内、健康診断費用 26百万円）
従業員の健康リテラシーの向上
従業員一人ひとりの心身の健康を保つためには、カゴメ従業員の健康状態の見える化と共有、正しい知識習得が必要と考え、2017年から「カゴメ健康レポート」を発刊するとともに、従業員向けの研修などを実施しています。
※社内向けに作成しているため、一部個人の特定等に繋がる情報はマスキングしたうえで掲載しております。あらかじめご了承ください。
社外評価
株式会社日本政策投資銀行が行う「DBJ 健康経営格付」において、「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」と評価され、最高ランクの格付を取得しました。2023年で5回連続・5度目の取得となります。
経済産業省及び日本健康会議主催の「健康経営優良法人2024（大規模法人部門ホワイト500）」に認定されました。
