図のように、機械の中央部分に供給された原料が、高速回転するインペラー(羽根車)により、遠心力を利用しながらブレードの間隙(約0.1mm)を通ることで、原料がすりつぶされ、滑らかなピューレーとなります。
カフェを始める人の学校「カフェズ・キッチン」の学園長。メディア出演や食品メーカー等、商品企画やメニュー提案も行い、商品企画やメニュー提案を行い、数々の本を出版するなど、カフェのスペシャリストとして活躍中。
食事は五感で楽しむもので、料理の見た目や彩りのよさといった感覚的な情報は、料理の印象に大きく影響します。メニューの見た目は、生活者が利用するお店やオーダーする料理を選ぶ際の判断基準にもなっています。おいしそうな見た目づくりは、お店やメニューの価値に直結する重要なものです。
私は、「色合い」「立体感」「シズル感」を意識したメニュー作りを心掛けています。
料理やシーンに合わせて、食材の配色や器を選ぶこともポイントです。例えば、寒い季節には暖色でぬくもりを、暑い季節には寒色で涼しさを感じてもらうことができます。四季のある日本では、料理において季節に合った色を使うことで、食事をより楽しんでもらえます。
食材の配色については、料理の中の主役と脇役の色の組み合わせを考慮し、全体的にバランスがよくなる配色にします。彩りにも気遣うことで料理の価値を高められると考えています。
食材が持つ色や料理の色をよく見せるために、基本的に白いお皿を使うようにしています。前菜の盛り合わせは同じ色ばかりにならないように、色のコントラストを意識して設計します。
きれいな色のソースやドレッシングは、メニューを華やかに演出します。
色を上手に取り入れてメニューの付加価値を高めるために気軽に使用できるのがカゴメの野菜・豆ピューレーだと思います。