安心・安全への取り組み


国内での生原料の<面積契約>調達方式について


トマトジュースに使用する国産のトマト原料などは、調達を開始する前に、品質規格を含む契約を取引先と結びます。その中で<面積契約>による調達は、カゴメが100年にわたって培ってきた方式です。

国産のトマト、にんじん、プチヴェールなどでは、大部分が<面積契約>になっています。

★<面積契約>とは
(1)あらかじめ、作物の品種や栽培面積、出荷規格などを決めて栽培を依頼し、(2)栽培中は、カゴメの担当者が畑一枚まで自分の目で確認して、農薬使用などその畑に適した栽培方法を指導し、(3)収穫された分は、規格に適合する全量、カゴメが買い取る-という調達方式です。

<面積契約>によって、カゴメは、どのように栽培されたか、その履歴が明確で、安全な原料を得ることができます。

こうした指導を通じて、農家とのコミュニケーションも深まり、そこから生まれる信頼関係が安心に結びつきます。
役員も農家との交流の場を持ち、関係を深めています。


海外からの農産加工原料の調達について


海外の農産加工メーカー(サプライヤー)から調達する農産原料については、以下の3つの基本を持って品質保証しております。


① 信頼できる原料製造工場の選定と信頼関係の構築

海外拠点の選定 国内で培った技術やノウハウを基礎としたカゴメならではの難しい基準で、生産者・製造工場を現地確認し、選定しています。 「畑は第一工場」という原料へのこだわりを共有できる生産者・製造工場と信頼関係を築くことが最も重要であると考えています。 信頼の拠点海外拠点の選定 国内で培った技術やノウハウを基礎としたカゴメならではの難しい基準で、生産者・製造工場を現地確認し、選定しています。 「畑は第一工場」という原料へのこだわりを共有できる生産者・製造工場と信頼関係を築くことが最も重要であると考えています。 信頼の拠点



② 原料工場での品質の作りこみ

カゴメが現地の実態を把握、安全な原料が生産できるよう、栽培管理の状況、使用農薬の管理、現地立会い等のプロセス管理を実施しています。



③ カゴメによる品質確認

プロセス管理が問題なく実施できているかを、現地監査、農薬分析等で継続的にモニタリングしています。


上記内容を基本にし、原料の管理は毎年課題を設定し常にレベルアップを図ってきました。これからも管理の徹底に取り組んでゆきます。