野菜の炒め具合
ピーマンが苦手な場合は、
玉ねぎと同じタイミングで早めに入れ、
炒める時間を長くすることで苦みが抑えられます。
ケチャップを入れるタイミング
具材を炒めた後、ご飯を加える前に
トマトケチャップを入れると
余分な水分が飛ぶため、
べちゃべちゃなチキンライスにならない!
チキンライスと焼きケチャップ
トマトケチャップと油を一緒に炒め、
焼きケチャップにします。
2/3くらいの量になるまで炒める(中火で1分)ことで、
酸味がやわらぎ、濃厚でコク深い味に。
チキンライスの炒め方
温かいご飯を加え、
また、ご飯は木べらを立てるようにして
ほぐすとべたつきません。
卵の溶き方
卵は菜箸を垂直に当て、切るように溶くと、
白身と黄身もしっかりと溶くことができます。
泡立てないように混ぜると、
表面がきれいな仕上がりに。
卵を入れるタイミング
卵に水と油を加え、よく混ぜてから焼くと、
卵が固まりにくくなり、卵がふわふわになります。
フライパンにくっつきにくくなるので、
チキンライスを包みやすくなります。
卵の加熱方法
菜箸で思い切りよく全体を混ぜて
卵をふんわりとさせ、
フライパンをゆすりながら半熟状態にします。
形の作り方
フライパンをひっくり返してお皿に移したら、
キッチンペーパーをかぶせて形を整えましょう。
トマトケチャップの代表メニュー「オムライス」の
調理技術や知識を問うカゴメの社内検定です。
試験は3級から1級まであり、1級は社内でも10名しか合格していない狭き門。
国内でオムライスを提供している飲食店を対象に、
書類選考やエリア大会、
決勝大会を経て日本一を決定する大会です。
審査員コメント
とろとろの卵とトマトの酸味が効いたソースで、
まさに“飲めるオムライス”。ハンバーグも良いアクセントで、
これほど無我夢中で食べてしまうようなオムライスは、初めてでした。
審査員コメント
ケチャップライスにマッチするソースのコクに感動しました。食べるとまずは酸味がふわっときて、その後から甘味や焦がしたトマトケチャップの風味が追いかけてきて、ずっと口の中が楽しいです。
審査員コメント
トマトの旨味はもちろん、海老の出汁が効いていて美味しかったです。難しいアメリケーヌソースでこんなにも繊細な味を表現するとは素晴らしいです。フレンチの技が詰まったオムライスだと思いました。
長年、オムライスに携わってきたカゴメがオムライスの歴史や
ケチャップの基礎知識をお伝えします!
オムライスは日本発祥? + ー
オムライスがはじめて考案されたのは明治末期です。ホテルや一流レストランばかりでなく、大衆食堂でも西洋料理が楽しめるようになった当時、洋食屋の草分け的存在である銀座「煉瓦亭」(創業明治28年~現在)が、オムレツの具にご飯を使い、明治34年に「元祖オムライス」としてメニュー化したのがはじまりと言われています。もともとは賄い食だったものを、客が食べたいと所望したことがきっかけでした。
オムライスは和製外来語 + ー
実は、オムライスはフランス語のomeletteと英語のriceを組み合わせた和製外来語です。
オムライスの誕生秘話 + ー
大正15年に大阪「北極星」(創業大正11年~現在)では、トマトケチャップで味付けしたご飯を薄焼き卵でくるんだ、現在のオムライスに似た料理を提供し始めました。当時、胃の具合の悪い常連客が、いつもオムレツと白いごはんを食べていました。1925(大正14)年のある日、店主が「くる日もくる日も同じものではかわいそうだ」と、マッシュルームとたまねぎを炒めて、トマトケチャップライスにしたものを、薄焼き卵でくるんだ特製料理をそのお客様に出したところ、大好評。その後、看板メニューとなりました。
トマトケチャップのルーツ + ー
様々な説がありますが、ケチャップの語源は中国語で「魚醤(ぎょしょう)」を意味する言葉「Ketsiapu」「Koechiap」という説が有力です。中国からマレー半島に伝わった魚醤は果実や野菜、香辛料を原料とする調味料に発展しました。18世紀のはじめ、イギリスの船乗りたちがマレー半島から持ち帰った調味料はアンチョビやマッシュルーム、木の実などを原料としたケチャップになりました。
トマトケチャップの誕生 + ー
様々な説がありますが、1780年頃に誕生したとする説が一般的です。最初は収穫されたトマトで、トマトソースが作られていましたが、保存性を高めるために酢が加えられ、甘みを補う為に糖が加えられました。さらにホットドックに合う様に、スパイシーな味付け、かけた時にこぼれない高い粘度になっていったと考えられます。
東海エリア代表「とろ~り卵のオムライス さん太」代表
神谷 敢太さんコメント
本当に嬉しくて、言葉が出ないです。
決勝大会を見守ってくれたSNSフォロワーさんやお店のスタッフに感謝を伝えたいです。
今後もオムライスの価値を上げるための活動をします。応援よろしくお願いします!