
園芸専門学校での野菜摂取強化月間
「ベジスコアアップ」を開催
滋賀県にある次世代の農家を育成するための「タキイ研究農場付属 園芸専門学校」で、学生50人を対象に、野菜の効用などのセミナーをはじめ、食堂での野菜メニューの披露、ベジチェック®測定などを行う、「野菜摂取強化月間ベジスコアアップ」を実施しました。初日の2月15日のセミナーでは、将来健康な体で農業を営んでもらうため、野菜摂取の重要性を伝えました。また、「自分が大切に育てた農作物を知ってもらおう」というタイトルで、作るだけではなく情報を発信することの大切さについても話しました。 ベジチェック®について ●カゴメ ベジチェック®タキイ種苗株式会社/タキイ研究農場付属 園芸専門学校/カゴメ株式会社
食堂では週に2回、タキイ種苗(株)の野菜品種をたっぷり使用し、カゴメの管理栄養士が考案したメニューを提供。ベジチェック®も設置して定期的に数値の変化を見ました。カゴメの野菜飲料を毎日飲んでいただいた結果、ベジチェック®の平均数値は1カ月前の3.7から5.5に大幅改善。また、企画前は推定野菜摂取量300g以上の学生は6%しかいませんでしたが、最終日には半分以上にまで増える結果となりました。アンケートでは、「便通がよくなった」「いつも元気に実習に臨めるようになった」などの回答があったほか、「自分が野菜を作る側なのにベジチェック®で数値化されて初めて野菜不足を実感」「これからは野菜を作るだけではなく、摂取することもしっかり意識して生活していきます」「カゴメやタキイの仲間たちで協力して日本人の野菜摂取量を増やしていきたい」「食育(植育)プロジェクトを立ち上げる」などの声もありました。将来、健康に留意して農業を営んでいただくと同時に、作るだけではなく、野菜摂取の推進や食育(植育)などの情報発信まで考えられる農家を目指せる良い研修となりました。
ベジチェック®は、LEDを搭載したセンサーに手のひらを当てるだけで野菜摂取量を推定できる機器。皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取レベル・推定野菜摂取量を表示します。通常はカゴメが企業・自治体向けにレンタル・リースしています。
https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check