「植物性乳酸菌」は、野菜や豆、米や麦などの植物素材を発酵させる乳酸菌のこと。とりわけ、日本では漬物や味噌、さらには酒など米の発酵食品まで、さまざまな食品に生育しています。一方、発酵した「乳」に生育するものは「動物性乳酸菌」と呼び、それぞれ区別しています。
動物性乳酸菌の主な「エサ」は、「乳」に含まれる乳糖ですが、植物性乳酸菌は、「野菜や大豆、米」などに含まれるブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖などを「エサ」にできます。また、動物性乳酸菌の種類は約20種類ほどですが、植物性乳酸菌はその約10倍の種類があるといわれています。
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