カゴメ野菜調査隊
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- 第3回カゴメ野菜定点調査
忙しい毎日を送る現代人にとって、野菜摂取は食卓の課題。
カゴメは、野菜不足の実態を定期的に調査し、
課題解決に向けて日々研究を重ねています。
2017年から実施してきた野菜調査隊の「カゴメ野菜定点調査」も、
今年で三回目となりました。
今回は、3年間の比較を通じて見えてきた発見を踏まえ、
野菜摂取の側面から
皆さんの暮らしの変化を解き明かしていきます。
野菜摂取の理想と現実
今回は、皆さんが考える野菜摂取の
理想と現実に焦点を当てます。
現在、国の目標である
一日の野菜摂取量350グラム(※1)は
達成されていない状況です。
5人に4人は野菜好き(※2)にもかかわらず、
どうして野菜摂取量は伸び悩んでいるのでしょうか。
様々な原因と、対策についても触れてみたいと思います。
※1:厚生労働省「健康日本21(第二次)」による
※2:今回調査結果(野菜好き:76.2%)による
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野菜を食感そのままに楽しみたい!!
野菜摂取=義務からの脱却が見えてきた?調査開始時から、「炒める」「生のまま」といった食感を残した方法で野菜を摂りたい方が多い結果です。
加工食品は手軽な摂取手段ですが、理想を言えば、野菜をそのままに味わいたい! という気持ちの現れでは
ないでしょうか。 -
大人における野菜摂取のカベは、調理時間の少なさ。
先ほどのグラフで見たように、野菜をそのままに味わいたい方が多い一方で、
野菜を食べられない原因では「調理する時間がないから」が毎年最も多い原因。
野菜をそのまま味わう理想の前に、調理時間が長くかかってしまう現実が立ちはだかっているようです。
まずは野菜を摂ることを優先し、味付けのされた半調理済みの食品や、
カット野菜など下ごしらえが済んだものを使うことから始めても良いかもしれません。 -
子どもの野菜嫌い原因では、野菜ならではのある特徴が3年間で
大きく上昇。子どもに目を向けてみると、「青臭いのが苦手」が3年間で大きく上昇しました。また、「食感」についても3年間では上昇傾向にあります。大人では野菜そのものの食感を味わいたい結果となりましたが、子どもには食べにくい味わいなのかもしれません。火を通し、ソースで味付けをすることによって、子どもが苦手な味わいを軽減すれば、お子様も食べてくれるようになるかもしれません。
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子供が好きな野菜ランキング
2019年
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トマト
(40.7%) -
きゅうり
(39.4%) -
じゃがいも
(38.8%)
2018年
-
トマト
(44.6%) -
じゃがいも
(41.2%) -
きゅうり
(39.0%)
2017年
-
サツマイモ
(44.4%) -
トマト
(41.4%) -
きゅうり
(39.8%)
子供が嫌いな野菜ランキング
2019年
-
ピーマン
(28.2%) -
なす
(22.4%) -
しいたけ
(21.4%)
2018年
-
ピーマン
(26.8%) -
なす
(21.7%) -
しいたけ
(19.1%)
2017年
-
ピーマン
(25%) -
なす
(18.5%) -
ねぎ
(16.7%)
好きな野菜は、トマトが2年連続1位!嫌いな野菜は、青臭い野菜で名前があがりやすいピーマンがなんと3年連続1位!
※こちらの設問は「1歳以上高校生以下のお子さん」を対象としております。 -
- ・調査会社:マクロミル(実査:HMM)
- ・調査対象者:全国10~60代男女 ※割付については以下に記載。
- ・調査対象者数:本調査 4680サンプル
- ・設問数:本調査24問
- ・割付:10代~60代男女(260サンプル)×
9地域「北海道/東北/北関東/南関東/甲信越・北陸/東海/関西/中国・四国/九州・沖縄」