カゴメ野菜調査隊
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- 第8回カゴメ野菜定点調査
今年は定点的な調査では「子どもの好きな野菜・嫌いな野菜」を、
環境変化に伴うトピックスでは「野菜の価格高騰に関する意識」を調査しました。
価格高騰の中でも活用したい野菜について、
意識と実態を明らかにしていきます。
野菜好きな人ほど、
野菜の価格高騰を実感
本調査で野菜の価格高騰の実感について調査したところ、
8割以上もの人が野菜の値上がりを感じているという結果が判明しました。
また、野菜が好きな人の方が、より野菜の値上がりを実感しているという結果となりました。
今回、「野菜の価格高騰」に関する意識と実態に加えて、
子ども※が好きで調理が簡単なタイパ野菜、価格に対して栄養価や満足度の
高いコスパ野菜にも触れていきたいと思います。
※3歳〜小学生以下の子ども
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子どもが好きな野菜ランキング
子どもが嫌いな野菜ランキング
好きな野菜は、今年1位の「トマト」は2017年には3位、2019年には2位と順位を上げ、今年の調査で首位にランクイン。一方で嫌いな野菜は、過去の調査では2017年、2019年ともに第1位が「ピーマン」なのに対して、今年は初めて「なす」が僅差で1位の結果でした。
(こちらの設問は「1歳以上高校生以下」を対象にした2019年、2017年の調査結果を、「3歳〜小学生以下」を対象として再度集計し、比較しています。) -
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苦手な野菜を子どもが食べやすくする工夫
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細かくして混ぜる
みじん切りにして、カレー、
ハンバーグに混ぜる。
(40代男性) -
茹でる・煮る
茹でて臭みをなくす。
(30代男性) -
スープにする
かぼちゃのポタージュスープにする。
(40代女性) -
普段と味付けを変える
ナスをベーコンやチーズと一緒にして
ピザ風の味付けにする。
(40代女性) -
ジュースやスムージーにする
野菜にバナナやりんごを混ぜて、
ミキサーでジュースを作る。
(40代女性) -
その他
食わず嫌いにはスーパーで
野菜の名前当てクイズなどをして
興味を持って買えるようにした。
(30代女性)
細かく刻んで混ぜたり、スープにしたり、家庭ごとに様々な調理法で苦手な野菜を美味しく、食べやすくする工夫を凝らしていることが分かりました。
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「トマト」と「きゅうり」は子どもが好きで、
かつ調理が楽な「タイパ野菜」時間がかからずに調理が簡単だと思う野菜について聞いたところ、第1位「トマト」54.7%、第2位「きゅうり」46.8%、第3位「レタス」45.4%という結果となりました。「トマト」と「きゅうり」は子どもが好きな野菜ランキングの上位にもランクインしていることから、料理を作る親にとって、とても便利で重宝な野菜といえます。
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8割以上が野菜の価格高騰を実感。そのなかでも、野菜が好きな人の値上がり意識は、嫌いな人に比べて21.1pt高いことが明らかに。
野菜価格高騰の実感割合
最近の野菜全般の価格に対する意識
野菜の好き嫌いと値上がり意識の関係
調査では85.3%もの人が野菜の価格高騰を実感していることが分かりました。また、野菜の価格について値上がりを感じると回答した割合は、野菜好きが90.9%なのに対し、野菜嫌いは69.8%でした。野菜が好きな人の方が、より野菜の値上がりを実感しているという結果となりました。
最もコストパフォーマンスが高い「コスパ野菜」は「もやし」
価格に対して栄養価や満足度が高いと思う野菜は1位「もやし」、2位「キャベツ」、3位「たまねぎ」という結果となりました。これらの野菜は、コストパフォーマンスが高い野菜、すなわち“コスパ野菜”といえます。価格高騰の中でもコスパ野菜を活用して、上手に野菜を摂取しましょう。
価格高騰を感じても購入する野菜 「トマト」の購入理由
「自分が好きな野菜だから」価格高騰を感じても
「トマト」を購入する理由価格高騰を感じても購入する野菜としては、1位「キャベツ」、2位「たまねぎ」、3位「トマト」という結果となりました。値上がりを感じても購入する理由として「キャベツ」と「たまねぎ」で最も多かったのは「使用頻度の高い野菜だから」なのに対して、「トマト」では「自分が好きな野菜だから」でした。さらに、子どもがいる家庭に限定すると「トマト」の購入理由で最も多いのは「子どもが好きな野菜だから」でした。子どもの好きな野菜ランキングでもトップにランクインした通り、価格高騰の中でも「トマト」は自分・子どもが好きという理由から買う人が多いと考えられます。
今回の調査から、調理が簡単で好きな人も多い「タイパ野菜」とコストパフォーマンスの高い「コスパ野菜」が明らかになりました。また野菜の価格の値上がりを感じている人は85%以上、中でも野菜が好きな人は嫌いな人よりも野菜の価格の値上がり意識がより高いことがわかりました。野菜の購入を控える方も多いかもしれませんが、タイパ野菜やコスパ野菜を積極的に取り入れて、上手に野菜を摂っていきましょう。
- ・調査名:野菜定点調査
- ・調査時期:2024年8月9日~11日
- ・調査対象:全国の男女4680人(15〜69歳)
- ・属性:男性2,340名 女性2,340名
15~19歲 540名 20〜29歲 900名 30~39歲 900名
40~49歳 900名 50~59歳 900名 60~69歲 540名 - ・調査手法:インターネットリサーチ
- ・調査委託先:QO株式会社
- ・集計方法:エリアおよび性年代別の人口動態に応じたWB集計を実施