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20歳以上の女性1,482名に「『鍋』実態・意識調査」を実施 「『鍋パーティ』をしたことがある」75.1% 今シーズンヒットを予感させる鍋メニューは 「イタリアン鍋」「豆乳しゃぶしゃぶ」「タイスキ」 「今シーズン食べたい」...「イタリアン鍋」 39.8%、「豆乳しゃぶしゃぶ」36.3%、「タイスキ」32.5%

2004年9月29日

 カゴメ株式会社(社長 喜岡浩二)は、20歳以上の女性を対象に、自宅や友人宅における「鍋」の食べられ方や「鍋」のイメージ、今シーズンの動向などを探るため、「『鍋』実態・意識調査」を実施し、1,482名(総サンプル:1,485名より「鍋は食べない」とした3名=0.2%=を除外したもの)より回答を得ました。
「現代女性の『鍋』意識調査」結果概要
<PDFファイル:145KB>
 その結果、全体の75.1%が自宅・友人宅での「鍋パーティ」を経験しており、それよりも多い81.1%が「親しい友人とはレストランで食事をするよりも自宅・友人宅での『鍋パーティ』の方が盛り上がる」と回答しました。
 また「今シーズン(2004年10月〜2005年3月頃)食べたい鍋」のトップ3に「(スープに味が付いているタイプの)寄せ鍋」(72.8%)、「すき焼き」(71.9%)、「しゃぶしゃぶ」(65.7%)といった定番メニューが上げられる一方、一般には知名度が低い「イタリアン鍋」「豆乳しゃぶしゃぶ」 「タイスキ」 を「今シーズン食べたい」とした人がそれぞれ39.8%、36.3%、32.5%おり、ヒットを予感させるのに充分な結果が得られました。
 年齢層別で見ると20歳代の43.2%が「イタリアン鍋」、41.8%が「豆乳しゃぶしゃぶ」を「今シーズン食べたい」としており、この2メニューについては若い層を中心に火がつく可能性を感じさせました。

 鍋料理はメニューごとに独自の「食べたいシーン」や「イメージ」があり、「寄せ鍋」の「食べたいシーン」は「親族・友人の集まる時」(76.0%)や「鍋向きの食材が手に入った時」(74.7%)で、一方「イタリアン鍋(トマト鍋)」は「クリスマスイブ」(46.8%)や「恋人との記念日」(42.5%)でした。
 「イメージ」の場合も、「寄せ鍋」は「だんらん」(85.0%)や「楽しい」(72.2%)が上げられる一方、「イタリアン鍋」は「おしゃれ」(84.1%)や「特別」(58.2%)と、まったく異なる結果が得られました。
  「寄せ鍋」は「シーン」「イメージ」ともに一般的な「鍋料理」に近く、逆に「イタリアン鍋」は一般的な「鍋料理」とは異なる"スペシャル鍋"と位置付けることが可能な結果でした。

 「今年のクリスマスイブの過ごし方」は、68.8%が「家でゆっくり食事」、未婚者の39.5%が「自宅または恋人の家で手作り料理」を望んでおり、さらに53.6%が「特別な日にはみんなで鍋を食べたい」とするなど、「記念日」「ハレの日」でも内食志向、鍋志向が強まっている様子が伺えました。

 自宅・友人宅で鍋を食べる頻度は「昨シーズン(2003年10月頃〜2004年3月頃)」の場合、43.4%が「週に1回以上(「週に2〜3回以上」と「週に1回以上」の合計)」とし、48.0%が「5年前と比較して鍋料理を食べる頻度が増えた」と回答しました。20歳代(N=368)を見ると、53.5%が「増えた」と感じており、「増えた20歳代」の42.1%が「鍋のおいしさ・楽しさに目覚めた」を「増えた理由」にあげました。