ニュースリリース ニュースリリース

カゴメ、幼児の朝食に関する調査を実施 朝食で重視していることは「とにかく何かを食べること」。 「おかず」がある家庭は2割程度。

2007年8月31日



カゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)は、食育支援活動の一環として、「カゴメ劇場(※)」ホームページ上において、幼児の朝食に関する調査を実施いたしました。
一般的に幼児期の朝食欠食率は、他の年代に比べて低く、多くの家庭では朝食の重要性は浸透していると考えられるが、その実態がどのようなものかを把握することを目的としています。

【調査概要】
■調査期間 :2007年4月25日〜5月末日
■対   象 :全国の幼児・児童を持つ保護者
■方   法 :インターネットによるアンケート回答方式
■有効回答数 :4,634件
■内   容 :1 朝食開始時間、摂食時間
2 朝食で重視していること、献立(品数)
3 簡単朝食メニューの出現頻度
4 子どもが好きな朝食メニュー
5 朝食時のしつけと悩み

調査結果と分析は添付の報告書の通りです。特に、興味深いデータとして、「朝食を毎日必ず食べる」と回答したのが全体の96.2%を占め、今回の朝食欠食率は極めて低いものでした。
しかし、「朝食で重視していること」は、「とにかく何かを食べること」が31.5%を占め、「栄養のバランス」の20.2%を大きく上回っています。
また、朝食の献立は、「主食+飲み物」「主食+デザート+飲み物」が全体の65%を超えており、「おかずなし」家庭が多くを占めることがわかりました。
これらのことから、朝食の必要性は十分家庭にも浸透しているが、慌しい朝、栄養バランスなどの「質」については重視されていない実態が浮き彫りとなりました。
カゴメでは、今回の調査結果をさらに検討・分析し、食育支援活動の更なる発展と充実を図ってまいります。

※カゴメ劇場は、カゴメ食育支援活動の一環として実施している食をテーマにした幼児対象のぬいぐるみミュージカルです。 1972年の開始以来、毎年夏休みに全国で公演を行なっており、過去35年間におけるのべ来場者人数は300万人を超えました。


<参考資料>
幼児の食生活の「朝食」に関する調査報告書