2011年8月29日
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カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、8月31日の「野菜の日」(※)を前に、子どもの野菜の好き嫌いに関するアンケート調査を実施いたしました。 この調査は、子どもの野菜の好き嫌いの実態や、母親の意識、好き嫌いを直すための取り組みについての傾向を明らかにすることを目的としています。 尚、子どもが好きな野菜・食べてくれない野菜や母親が試した好き嫌い対策レシピなどのランキングは、8月31日より、カゴメ「教えて!みんなの愛菜家族大作戦」キャンペーンサイトにて公開いたします。 (http://www.kagome.co.jp/aisai/) ※「野菜の日」:「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから、1983(昭和58)年に全国青果物商業協同組合連合会など9団体が制定。 【調査概要】 ■調査期間 : 2011年8月3日(水)~8月5日(金) ■対象 : 全国の3歳から中学生の子どもを持つ女性800名 ■方法 : インターネット調査 【調査結果トピックス】 ◆子どもの野菜の好き嫌いが「ある」のは、約6割(60.8%)。母親の野菜の好き嫌いが「子どもの頃からある」場合73.1%と、母親の野菜の嗜好が、子どもにも影響を与えていることを示す傾向が見られた。 ◆子どもの好き嫌いを直したいと思う母親は75.4% 理由は「栄養バランスが気になる」(81.5%)、「食べられないものがあるとかわいそう」(37.8%)と、子どものことを思う気持ちが表れた結果となった。 ◆子どもの好き嫌いを直すための工夫は、「味付けや調理を工夫」(66.7%)がもっとも多く、その中でも具体的な方法として「味付け」(70.1%)の工夫が多く見られた。 ◆子どもの好き嫌いを直すための工夫が成功したと感じている母親は半数以下の42.4%、また、半数近く(47.5%)の母親が、子どもの好き嫌いを直すための工夫を多少なりとも「手間」と感じている。 理由は「料理が苦手・嫌い」や「時間がない」、「レシピを考えるのが面倒」など。 ◆子どもの好き嫌いについて、「誰にも相談しない」母親は3分の1以上(35.9%) ◆好き嫌いを直すためにいくらまで払えるかの質問には、0円が45.7%でもっとも多く、「あまりお金をかけたくない」という回答が目立つ。全体の平均は919円。 今回の調査では、時間がなく料理が苦手でも、工夫を凝らし子どもの好き嫌いを直そうとする母親像が浮き彫りとなった。しかし、半数以上の母親がその工夫が成功したという手応えを感じられず、誰かに相談することや、参考にするものが少ないという現状が見られた。 <参考資料> 子どもの野菜の好き嫌いに関する調査報告書 |