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東日本大震災を経て賞味期限延長 2年→3年へ※
「野菜一日これ一本」190g缶 リニューアル発売
~災害時の備蓄品としてご提案~

2013年2月22日

※2013年5月14日のリニューアルにより、更に3.5年に延長

カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、「野菜一日これ一本」190gを2013年2月26日(火)から全国で順次リニューアル発売いたします。

カゴメは、東日本大震災直後、被災地支援物資のひとつとして野菜飲料を約100万本提供致しました。被災当初は、ミネラルウォーターや主食がわりになるパンなどの需要が高かったのに対し、避難生活が長期化する中で、被災地食の栄養バランスの乱れ(野菜不足・塩分過多によるビタミン不足・食物繊維不足)が問題視されるようになり、野菜飲料の需要も高まったと言われています。

弊社では、震災を経て、野菜飲料が日常生活における健康だけではなく、災害時の非常食として栄養バランスを整えることに貢献できると考え、備蓄品としても活用できる賞味期限を延長した「野菜一日これ一本」190g缶を発売致します。「野菜一日これ一本」190g缶は、栄養のバランスに配慮して30品目の野菜350g分を濃縮した野菜飲料です。葉・果・茎・根の様々な種類の野菜をバランス良く使用しているので、不足しがちな野菜の栄養を摂ることができます。
一般的なペットボトルのミネラルウォーターの賞味期限は2年ですが、本商品は、3年を賞味期限とすることで、備蓄品としてより利用しやすくしています。従来の商品設計に変更はありませんが、弊社総合研究所の分析結果により、安全性に問題が無いことを確認しております。但し、賞味期限の1年延長にともない、栄養成分の一部について成分分解が進む可能性があるため、栄養成分表示を一部変更しております。今後、ご家庭用だけではなく、行政などの備蓄品としてもご提案していく予定です。
カゴメは、従来の野菜飲料では認識されていなかった「野菜の保存食」としての価値を提案し、被災食として普及に努めてまいります。

大規模災害下での被災地の食の実態・あり方を研究する第一人者
甲南女子大学 奥田和子名誉教授コメント

被災食は主食過多で野菜が圧倒的に足りず野菜不足に陥ります。野菜から摂取できるビタミン、ミネラルの不足は体の調整機能や免疫力低下を引き起こし、健康被害をもたらします。栄養と水分の両方を兼ね備えた野菜ジュースを保存することをオススメします。
※野菜は、加工によって失われる成分もあります 

野菜一日これ一本190g缶

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■商品概要

商品名容量・荷姿

税別参考小売価格
(税込)

賞味期限
野菜一日これ一本190g115円
(120円)
3年※

 
※2013年5月14日のリニューアルにより、更に3.5年に延長

■商品特長
◇賞味期限3年
◇一日に必要とされる野菜350g分を濃縮
◇30品目の野菜(トマト、にんじん、メキャベツ(プチヴェール)、赤ピーマン、ケール、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、レタス、セロリ、しょうが、紫キャベツ、赤じそ、ヨモギ、チンゲンサイ、カリフラワー、クレソン、パセリ、かぼちゃ、アスパラガス、たまねぎ、ビート、だいこん、小松菜、紫いも、あしたば、はくさい、なす、グリーンピース、ごぼう)を使用

■発売日
2013年2月26日(火) より順次出荷

■発売地区
全国

■販売目標金額
3億円(2013年度)