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野菜飲料を"野菜の保存食"として提案!
神奈川県と「災害時における応急物資の取扱いに関する協定」を締結
~災害時に不足しがちな野菜由来のビタミン、ミネラルを補給します~

2013年8月27日

カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、本日(2013年8月27日)、神奈川県(県知事:黒岩祐治)と「災害時における応急物資の取扱いに関する協定」を締結しました。

 

本協定は、神奈川県内において地震、風水害、その他による災害が発生し、災害救助法が適用された場合(以下「災害時」と記載)に、神奈川県民の生活の早期安定を図ることを目的として、カゴメが神奈川県へ応急物資(野菜ジュース*1)を供給する、というものです。災害時に設置される神奈川県災害対策本部が応急物資を必要と判断した場合に、カゴメが県へ物資を供給し、栄養バランスの乱れがちな被災時における神奈川県民のみなさまの健康を応援いたします。

*1 野菜ジュースには野菜100%飲料の他、野菜・果実ミックス飲料も含まれます。

 

 

 

■災害時のための備蓄品に対するカゴメの取り組み

東日本大震災以降、帰宅困難者や被災者のための備蓄用として利用できる食品が注目されています。カゴメでは野菜飲料が日常生活における健康だけではなく、災害時の非常食として栄養バランスを整えることに貢献できると考え、野菜飲料を災害時へ向けて備えることのできる“野菜の保存食”として提案しています。

具体的な取り組みとして、弊社が販売する「野菜一日これ一本」の190g缶の賞味期間を、従来の2年(開封前)から、3.5年まで延長し、災害時の備蓄品といった新たな需要の高まりに対応しております。この賞味期間の延長によって、各自治体、企業、ご家庭での備蓄品としての購入実績も増えつつあり、当商品の2013年4〜7月の売り上げは前年比の約2倍となりました。

 

 

大規模災害下での被災地の食の実態・あり方を研究する第一人者

甲南女子大学 奥田和子名誉教授コメント

被災食は主食過多で野菜が圧倒的に足りず野菜不足に陥ります。野菜から摂取できるビタミン、ミネラルの不足は体の調整機能や免疫力低下を引き起こし、健康被害をもたらします。栄養と水分の両方を兼ね備えた野菜ジュースを保存することをオススメします。(野菜の栄養成分の中には、加工によって失われる成分もあります)

 

 

 

カゴメは、従来の野菜飲料では認識されていなかった“野菜の保存食”としての新たな価値を提案することで、栄養バランスが乱れがちな災害時における、健康的な生活の支援に努めてまいります。

  

 

 ■「野菜一日これ一本」商品画像


「野菜一日これ一本190g」

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「野菜一日これ一本190g 6缶パック」

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■「野菜一日これ一本」の商品特長

□一日に必要とされる野菜350g分を濃縮して使用

□賞味期間3.5年(開封前)で備蓄用としても利用可能

 

 

※神奈川県との「災害時における応急物資の取扱いに関する協定」における提供飲料の対象には、『野菜一日これ一本』以外の野菜飲料も含まれています。