大規模災害下での被災地の食の実態・あり方を研究する第一人者
甲南女子大学 奥田和子名誉教授コメント
野菜を摂取することが難しくなる被災時に、少しでも健康を維持させるためにも「保存できる野菜」である野菜飲料缶を備蓄食品の一つに加え、普段から非常時に備えておきましょう。
2014年11月11日
カゴメ株式会社(社長:寺田直行、本社:愛知県名古屋市)は、行政や企業の備蓄需要を受け、5年間の長期保存が可能な野菜飲料「野菜一日これ一本 長期保存用」(190g)を、2015年2月17日(火)より新発売いたします。
東日本大震災以降、防災に対する意識の高まりを受けて、備蓄食料市場は拡大しています。 一方で、備蓄食料における課題も指摘されており、その一つが被災時の野菜不足です。そこで当社は2011年より長期保存向けの野菜飲料の研究・開発を進めてまいりました。
この度発売する「野菜一日これ一本 長期保存用」は野菜飲料としては国内で初めてとなる5年間の長期保存が可能な備蓄向けの商品です。時間が経過しても美味しくお召し上がり頂けるように野菜を組み合わせ、缶蓋に腐食に強いポリエステルフィルムをコーティングすることで、長期保存が可能となりました。
本商品は1本あたりに1日に必要とされる350g分の野菜を使用しており、野菜由来の栄養を手軽に補うことができるため、野菜不足に陥りがちな被災時の健康維持にお役立て頂けます※1。
カゴメは本商品を通じて、野菜の備蓄の重要性を啓蒙するとともに、野菜飲料を「野菜の保存食」として提案することで、行政、学校、企業及びご家庭での備蓄需要にお応えいたします。
※1 野菜は、加工によって失われる成分もあります。
<カゴメでのこれまでの取り組み>
2011年3月、4月: 東日本大震災の被災地に向けて、野菜飲料を救援物資として無償提供(合計 1,037,592本)
2013年2月: 『野菜一日これ一本』(190g、缶)の賞味期間を2年から3年へ延長
2013年5月: 『野菜一日これ一本』(190g、缶)の賞味期間を3年から3.5年へ延長
2014年9月: 『野菜たっぷりスープ』4種(160g、レトルトパウチ)の賞味期間を2年から3.5年へ延長
2015年2月: 『野菜一日これ一本 長期保存用』(賞味期間5.5年※2) 新発売
※2 製造日からの賞味期間は5.5年ですが、流通期間を考慮し、保存期間5年としております。
■ 商品概要
商品名 | 容量 | 荷姿 | 保存期間 (開封前) | 参考小売価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|
野菜一日これ一本 長期保存用 | 190g | 30缶入り/函 | 5年※ | 4,500円 |
※ 製造日からの賞味期間は5.5年ですが、流通期間を考慮し、保存期間5年としております。
■ 商品特長
◇国内で初めての保存期間5年を実現した野菜飲料
◇1日に必要とされる野菜350g分を使用
◇30種の野菜(にんじん、トマト、ごぼう、ケール、メキャベツ(プチヴェール)、赤ピーマン、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、レタス、セロリ、しょうが、紫キャベツ、赤じそ、よもぎ、チンゲンサイ、カリフラワー、クレソン、パセリ、かぼちゃ、アスパラガス、たまねぎ、ビート、だいこん、小松菜、紫いも、あしたば、はくさい、なす、グリーンピース)を使用
◇砂糖・食塩無添加
■ 発売日
2015年2月17日(火)
■販売チャネル
全国の防災卸、通販企業、他
■ 販売目標金額(2015年2月~2016年1月)
1億円
■ カゴメお客様相談センター
0120ー401ー831 (9:00ー17:00 土日祝日含む)