2015年12月3日
カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、株式会社日本政策投資銀行が行う「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下、「DBJ健康格付」)において最高ランクを取得しました。2012年にも最高ランクの格付を取得しており、今回は2度目となります。
また本格付に基づき資金調達を実施しました。
(2012年リリース : http://www.kagome.co.jp/company/news/2012/10/001415.html?keyword=%8C%92%8DN%8Co%89c%8Ai%9)
「DBJ健康格付」融資とは、日本政策投資銀行が、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが
優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した
世界で初めての融資メニューです。
今回の格付取得において、以下の点が評価されました。
(1) OHSAS18001(※?)に準拠した安全チェックリストによるリスクの特定に加え、ワークライフバランスを実現すべく
「働き方改革」として20時以降の残業を禁止する等、法令水準を上回る取り組みを通じ、
従業員の健康増進と当社の生産性向上の両立を目指している点
(2) 全社の健康管理業務を総務部へ集約し体制構築を進めている他、各事業所の健康管理担当者によるフォローや
有所見者に対する保健師の定期的な保健指導等により健康意識の向上と疾病予防に努めている点
(3) 社員の健康診断データの分析(※?)により健康課題を特定し、来年度以降の経営計画にその数値目標を
明記していることに加え、「健康目標シート」キャンペーンや二次検査費用負担等、健康増進のインセンティブを付与することで
従業員の主体的な参画を促し、着実な体制構築に向けて取り組んでいる点
その結果、「DBJ健康格付」において「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。
カゴメは、野菜飲料、トマト加工食品等のリーディングカンパニーとして、食を通じて社会課題の解決に取組みながら、
持続的に成長し続ける事を目指しております。その実現には、従業員が心身ともに健康であり続ける事が必要です。
その為、カゴメは全社で健康経営の推進体制を整備しております。
※? OHSAS18001(Occupational Health and Safety Assessment Series)とは、組織が労働安全衛生に対する
自らの姿勢を従業員と社会に示すことができる規格であり、世界的に最も広く採用されている
労働安全衛生マネジメントシステムのこと。
※? データを使用する事の目的及び使用可否について全社員に対して通知。使用したデータについては、
許可を得られた社員に限る