TOMATO UNIVERSITY 

トマト大学
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文学部?-トマトの歴史
トマトの語源と各国での呼び名
アンデス生まれのメキシコ育ち
トマトの大航海時代
トマトの日本デビュー

文学部 トマトの歴史 

トマトの語源やトマトの生まれ、豆知識など、様々な視点からトマトの歴史を勉強します。
トマトの大航海時代
メキシコで栽培されたトマトが、いつ、どのようにして海を渡りヨーロッパへ広がったのでしょうか?
南米から、はるかヨーロッパへ

メキシコで栽培されたトマトが、いつ、どのようにして海を渡りヨーロッパへ広がったのか?これには1492年のコロンブスによる新大陸発見が大きく関係しています。

コロンブス以降、大勢のスペイン人が続々と新大陸に押し寄せ、その戦利品のひとつとしてトマトを持ち帰り、ヨーロッパに広めたと考えられています。トマトに出会った最初のヨーロッパ人は、1521年にアステカ文明を征服したエルナン・コルテスという説が有力です。

観賞用として栽培がスタート

ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは18世紀になってからのことといわれています。なぜ、トマトがヨーロッパに持ち込まれてから200年もの間、食用として受け入れられなかったのでしょうか?

その理由は強烈な匂いやあまりに鮮やかな赤い色への抵抗感、さらにナス科の植物には麻酔作用や幻覚作用のある植物が多かったことから、トマトも有毒植物であると信じられていたのでは、と考えられています。一説によるとヨーロッパでトマトをはじめて栽培し食用としたイタリア人は、飢饉のためしかたがなくトマトを食べたといわれています。

トマトはメキシコからヨーロッパへ。そして北米、日本へと伝播した。
アンデス生まれのメキシコ育ち トマトの日本デビュー