1899年、トマトという当時日本ではなじみのなかった西洋野菜の栽培に挑戦し、のちに加工に取り組んだのが、カゴメの歴史の始まりです。以来、畑を原点に野菜と向き合い、新しい食を提案し、今年122年目を迎えました。
日本の緑黄色野菜消費量の17.7%、野菜*消費量の4.4%をカゴメが供給しています。
出典:VEGE-DAS(カゴメ野菜供給量算出システム)、農林水産省「食料需給表」H30年度概算値 *淡色野菜+緑黄色野菜
トマトケチャップ:出典:インテージSRI/期間:2019年1月-12月/金額ベース/対象エリア:全国/対象業態:スーパーマーケット+コンビニエンスストア
野菜果実ミックスジュース:出典:インテージSRI/期間:2019年1-12月/金額ベース/対象エリア:全国/対象業態:スーパーマーケット+ドラッグストア+コンビニエンスストア/その他:ドライ+チルド、野菜果実ミックスジュースカテゴリー
イノベーション本部では、約7,500種ものトマト種子をはじめとする豊富な遺伝資源を保管し、データベース化。これらを活用し、遺伝子組み換え技術を用いずに加工用と生鮮用トマトの品種開発をしています。
子どもたちの「食」への興味を育み、健やかな成長を応援するカゴメの「食育支援活動」。「食育」という言葉が一般的になるずっと前の1964年、全国の幼稚園に保育に役立つ紙芝居や絵本を配り始めたのが、そのはじまり。1972年からは親子に食べ物や健康の大切さを伝えるミュージカル「カゴメ劇場」がスタートし、のべ364万人を無料でご招待しています。さらに、全国の約1割にあたる小学校や保育園にジュース用トマト「凛々子」の苗と学習教材を無償で提供する活動も続けています。
「開かれた企業」を企業理念のひとつに掲げるカゴメは、2001年に「ファン株主10万人構想」に向けた取り組みをはじめ、2005年9月に10万人を突破しました。現在も業界では圧倒的多数の株主さまに支えられています。株主さまの声に積極的に耳を傾け、商品開発やイベントの開催に活かしています。