カゴメにおけるダイバーシティ推進は
持続的に成長できる強い企業になるための
経営戦略のひとつです。
従業員それぞれの多様な考えや経験を活かすことで、
新しい価値創出を目指します。
カゴメは企業理念である「開かれた企業」への歩みを進めるため、企業体質を強化する経営戦略としてダイバーシティを捉え、積極的に推進しております。
これまでの取り組みが評価され、平成29年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました。
今後もダイバーシティ推進活動を通じ、従業員全員が能力発揮し続けられる環境整備を進めると共に、組織生産性を高め、企業価値向上を目指します。
従業員一人一人がダイバーシティをわが事化し、職場全体で自律的にダイバーシティ推進に向けた取り組みを行う運動体です。委員長は社長が務め、2016年以降、毎年国内全事業所から100名超のメンバーが参加しています。
多様な考え、バックボーンを持つ人材を活かす土台として、「本音で意見が言い合える」心理的安全性の高い職場づくりへの取り組みを強化しています。ダイバーシティ委員が中心となり、各職場でメンバー同士の信頼関係を高める対話やコミュニケーション活性化に向けた施策を実施しています。
仕事と生活の両立とこれからのキャリアについて従業員自らが考えるきっかけづくりを目的とした社内セミナーです。
当事者や講師による講演と従業員同士の対話により理解を深めています。
<これまでに開催したテーマ>
「育児との両立」「介護との両立(親、パートナー、子供)」「健康管理」「男性の育休」「不妊治療との両立」
従業員がダイバーシティに関する知見を深めることを目的に、外部有識者・専門家を招き年1回開催する社内公開フォーラムです。外部講師による講演会と社長を交えたトークセッション、テーマに基づく従業員同士の対話を行っています。
<これまでに開催したテーマ>
「イクボス」「働き方の改革」「アンコンシャス・バイアス」「性的指向と性自認の多様性(SOGI)」「イノベーションとダイバーシティ」「多様性を活かす風土づくり」
女性活躍推進のための課題抽出や管理職としてのマインド、スキルアップを目的にした勉強会を定期的に開催しています。また新任女性課長を対象に、役員がアドバイザーに就き、1年間にわたって月1回の面談を行うアドバイザープログラムを実施しています。
※ 女性活躍に関する公表情報(厚生労働省「女性の活躍推進企業データベース」)
ダイバーシティ・マネジメントの基盤づくりを目的に、社外取締役や外部専門家、他企業トップを講師に迎え、勉強会や好事例の共有を実施しています。
2016年4月イクボス企業同盟に加盟。ダイバーシティ推進に不可欠である人財育成およびマネジメント変革において重要な役割を担う管理職の「イクボス」推進・支援を進めています。
カゴメはSOGIを尊重する取り組みを推進しています。2022年4月より、これまで法律婚を前提としていた福利厚生等の社内制度について、同性間・異性間を問わず事実婚関係にある従業員も利用できるようにしました。
また、社内外にSOGIに関する専門相談窓口を設置するとともに、社内での理解啓発活動を今後継続して進めていきます。