ひょうたんとは?
ウリ科ユウガオ属のつる性植物で、原産地はアフリカです。かんぴょうの原料の「ゆうがお」が近い関係にあり、ゆうがおから変化したものと考えられています。ゴーヤやヘチマ、朝顔などと並び、夏場の日よけの「グリーンカーテン」として学校や街中、家庭などで見かけたことがある方もいるかもしれません(下の写真は、朝顔を使ったグリーンカーテン)。

●用途
果実に強い苦みがあるため、観賞用で一般的には食用にされません。例外的に、「千成ひょうたん」という品種のごく若い果実が奈良漬にされています。昔ながらの製法で漬けられ、できあがるまでに10年かかるものも。また、果実の中身を抜いて乾燥させれば、容器や今回ご紹介するランプシェードとしても使うことができます。
ひょうたんランプの作り方
今回は、カゴメ野菜生活ファームで作り方を教えていただきました。
●用意するもの
- ひょうたん(中身を抜き、乾燥させたもの ※)
- ボタン電池で点灯するLEDキャンドル(100均などで入手が可能です)
- 釘
- がびょう
- 鉛筆
- カッターナイフ
道の駅や、オンラインショップなどで購入が可能です。

●作り方
- ひょうたんの底を、LEDキャンドルが入る大きさにカッターナイフで切っておきます。
- ひょうたんに鉛筆で、自分の好きなデザインを下描きします。
- 下描きに沿って、がびょうで穴を開けていきます(厚めの段ボールのような感触で、スッと針が通るので力は不要です)。大きな穴を開けたいときは、がびょうで開けた穴に釘を刺して、穴を広げていきます。
- 穴を開け終わったら電球にかぶせて、完成です。お好みで紐やリボンを巻くのもおしゃれですよ。
最後に
自分だけのオリジナルのひょうたんランプが光り出す瞬間は喜びもひとしおです!ぜひトライしてください。
取材協力:
カゴメ野菜生活ファーム

長野県富士見町にある体験型「野菜のテーマパーク」。八ヶ岳の雄大な自然を背景に、野菜ジュースの工場見学や、旬の野菜の収穫・調理体験、各種ワークショップなど、野菜との触れ合いを楽しむことができる。