[ゴーヤ]苦味も栄養!?下ごしらえや保存のコツ

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[ゴーヤ]苦味も栄養!?下ごしらえや保存のコツ

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和名は「にがうり」または「ツルレイシ」ですが、沖縄での呼称「ゴーヤ(ゴーヤー)」と呼ぶ人も多いでしょう。やはり特徴は、独特の苦味。沖縄や南九州では古くから食べられていましたが、全国的に普及したのは1990年代からです。

栄養素

  • ビタミンC
  • β-カロテン
  • カリウム
  • 葉酸
  • 食物繊維 など

旬・産地

通年で流通していますが、出荷のピークは7~10月です。

トリビア

ワタや種も食べられる

捨ててしまうことが多いワタや種ですが、食べることもできます。ワタや種がついたままのゴーヤを輪切りにしたものを天ぷらにしたり、ワタを味噌汁の具にしたりして味わってみましょう。種のポリポリした食感も楽しめます。

サラダにおすすめの白ゴーヤ

ゴーヤは品種によって苦味が異なります。中でも「白ゴーヤ」は、サラダゴーヤとも呼ばれ、生食にも向く品種。白っぽい薄緑色で、イボが丸く、果長は15cm程度です。

サラダにおすすめの白ゴーヤ

選び方

おいしいゴーヤの選び方

表面の緑色が濃く、全体にハリとツヤのあるものを。イボが密で、欠けたりつぶれたりしていないものが新鮮です。外見から苦味の強さは判別できません。

保存方法・期間

冷蔵保存する場合

ワタと種の部分から傷み始めるので、取り除いてから保存するのがコツ。縦半分に切り、ワタと種をスプーンでしっかり取ります。乾燥と湿気に弱いので、切り口にキッチンペーパーをかぶせ、ラップで全体を包んだら、切り口を下にして冷蔵庫の野菜室へ。7日以内を目安に使い切りましょう。

冷蔵保存する場合
冷蔵保存する場合

冷凍保存する場合

縦半分に切り、ワタと種を取り除いて薄くスライス。1分ほど水にさらしたら水気を拭き取って、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。1カ月以内を目安に使い切りましょう。

冷凍保存する場合

下ごしらえのコツ


文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)


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最終更新:2022.12.20

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