アレルギー |
喘息 |
自覚症状改善
呼吸機能改善 |
気管支喘息の方にトマトジュース(160g)を毎日2缶、1年間飲み続けて頂 くことで、アンケートによる自覚症状と呼吸機能が改善し、救急外来受診日数・救急入院日数が減少した。 |
ヒト |
2006 |
アトピー |
水分量低下抑制
炎症抑制 |
アトピー性皮膚炎を発症するマウスにリコピンを食べさせておいたところ、角質層の水分量低下や皮膚の炎症が抑制されることを確認した。 |
動物 |
2008 |
花粉症 |
自覚症状改善 |
花粉症の自覚症状がある方にトマトジュース(190g)を毎日1缶、12週間飲んで頂くことで、水っぱな、くしゃみ、目鼻のかゆみといった花粉症自覚症状のアンケート結果が改善された。また、リコピンカプセルを毎日1粒、12週間摂って頂いた場合でも自覚症状のアンケート結果が改善された。 |
ヒト |
2007 |
ハウスダスト |
血中ハウスダスト特異的IgE減少 |
ハウスダストアレルギーの方にリコピンカプセルを毎日2粒、4週間毎日飲んで頂くことで、ハウスダストアレルギーの指標である血中ハウスダスト特異的IgEが減少した。 |
ヒト |
2005 |
骨・運動器
疾患 |
関節リウマチ |
関節炎発症遅延 |
関節リウマチモデルマウスにリコピンを含む餌を摂取させておくと、関節炎の発症が遅延した。また、関節炎の重症度を表す関節炎スコアも抑えられていた。 |
動物 |
2009 |
骨粗鬆症 |
骨密度低下抑制 |
老化促進マウスにリコピンを与えておくと、骨密度の低下が抑制された。 |
動物 |
2007 |
骨の破壊の抑制 |
破骨細胞(骨を破壊させる働きを持つ細胞)の形成を誘導させた細胞にリコピンを添加したところ、破骨細胞の形成が抑えられた。そのメカニズムの一つとして、破骨細胞の形成を誘導する因子(RANKL)の発現を抑えることがわかった。 |
in vitro |
2011 |
生殖 |
男性不妊 |
精子運動率改善 炎症抑制 |
男性不妊患者に、トマトジュースを1日1缶、3ヶ月間飲み続けて頂くことで、精漿中のリコピン濃度が増加した。また、精子運動率および精巣での炎症の度合いを示す指標である精液中白血球数の改善が認められた。 |
ヒト |
2011 |
妊婦 |
胎児・乳児 |
臍帯血への移行
母乳への移行 |
妊娠32〜34週よりトマトジュースを毎日1缶あるいは2缶飲んで頂くことで、臍帯血と母乳中のリコピン濃度が増加した。 |
ヒト |
2001 |