TOMATO UNIVERSITY 

トマト大学
医学部 

トマトの機能・効能について
トマトに含まれるリコピンとは?
リコピンで生活習慣病を予防
リコピンで輝く白い肌へ
活性酸素の話
リコピンの「活性酸素消去力」
リコピンのさらなる可能性
リコピン吸収をよくする
豊富なビタミンとミネラル
国際関係学部 

世界のトマト事情
栄養学部 

トマトのおいしさのヒミツ
農学部 

トマトの赤は太陽の恵み
文学部 

トマトの歴史

医学部 トマトの機能・効能について 

トマトに含まれるリコピン、ビタミンやミネラルが私たちのカラダに与えてくれる効果について勉強します。
リコピンのさらなる可能性
カゴメ研究開発本部および、研究開発本部が複数の研究機関と行った共同研究に基づく「リコピン」の機能・効能を紹介します。
対象 機能 研究内容・結果 研究の
ステージ
発表時期
アレルギー 喘息 自覚症状改善
呼吸機能改善
気管支喘息の方にトマトジュース(160g)を毎日2缶、1年間飲み続けて頂 くことで、アンケートによる自覚症状と呼吸機能が改善し、救急外来受診日数・救急入院日数が減少した。 ヒト 2006
アトピー 水分量低下抑制
炎症抑制
アトピー性皮膚炎を発症するマウスにリコピンを食べさせておいたところ、角質層の水分量低下や皮膚の炎症が抑制されることを確認した。 動物 2008
花粉症 自覚症状改善 花粉症の自覚症状がある方にトマトジュース(190g)を毎日1缶、12週間飲んで頂くことで、水っぱな、くしゃみ、目鼻のかゆみといった花粉症自覚症状のアンケート結果が改善された。また、リコピンカプセルを毎日1粒、12週間摂って頂いた場合でも自覚症状のアンケート結果が改善された。 ヒト 2007
ハウスダスト 血中ハウスダスト特異的IgE減少 ハウスダストアレルギーの方にリコピンカプセルを毎日2粒、4週間毎日飲んで頂くことで、ハウスダストアレルギーの指標である血中ハウスダスト特異的IgEが減少した。 ヒト 2005
骨・運動器
疾患
関節リウマチ 関節炎発症遅延 関節リウマチモデルマウスにリコピンを含む餌を摂取させておくと、関節炎の発症が遅延した。また、関節炎の重症度を表す関節炎スコアも抑えられていた。 動物 2009
骨粗鬆症 骨密度低下抑制 老化促進マウスにリコピンを与えておくと、骨密度の低下が抑制された。 動物 2007
骨の破壊の抑制 破骨細胞(骨を破壊させる働きを持つ細胞)の形成を誘導させた細胞にリコピンを添加したところ、破骨細胞の形成が抑えられた。そのメカニズムの一つとして、破骨細胞の形成を誘導する因子(RANKL)の発現を抑えることがわかった。 in vitro 2011
生殖 男性不妊 精子運動率改善
炎症抑制
男性不妊患者に、トマトジュースを1日1缶、3ヶ月間飲み続けて頂くことで、精漿中のリコピン濃度が増加した。また、精子運動率および精巣での炎症の度合いを示す指標である精液中白血球数の改善が認められた。 ヒト 2011
妊婦 胎児・乳児 臍帯血への移行
母乳への移行
妊娠32〜34週よりトマトジュースを毎日1缶あるいは2缶飲んで頂くことで、臍帯血と母乳中のリコピン濃度が増加した。 ヒト 2001

※研究対象       in vitro・・培養細胞や試験管での評価 / 動物・・実験動物を用いた評価 / ヒト・・人における評価

リコピンの「活性酸素消去力」 リコピン吸収をよくする