[とうがらしの種類]辛味や甘味が生きる、料理や調理法とは?

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[とうがらしの種類]辛味や甘味が生きる、料理や調理法とは?

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一般的に「辛い」というイメージがあるとうがらしは、実は辛味種と甘味種に分けられます。たくさんの品種があり、甘味種の中には子どもが食べられるとうがらしも。また、生のとうがらしは、可食部100g当たりβ-カロテン6600μg(マイクログラム)を含み、緑黄色野菜に分類されます。油で炒めればβ-カロテン吸収率がアップします。そこで今回は、辛味種と甘味種の主な特徴と、おすすめの料理や調理法を紹介します。

主な辛味種の特徴

●鷹の爪

鷹の爪は日本で主流の品種で、一味とうがらしとしても使われる

日本で主流の品種です。

<おすすめの料理や調理法>
粉にして一味とうがらしとして使われます。

●韓国とうがらし

韓国とうがらしは韓国料理によく合う品種

市場に多く出回っている品種のひとつで、完熟すると鮮やかな赤色になります。未熟果となる緑色で種が少ないものは、辛味が強くなります。

<おすすめの料理や調理法>
キムチやチゲなど韓国料理に合います。青いものは味噌漬けにもできます。

●ハラペーニョ

ハラペーニョはメキシコ原産で、サルサソースの原料にもなる

メキシコ原産の青いとうがらしで、大人の親指ほどの大きさです。果肉は約3~4mmと肉厚で、フルーティーな香りがします。

<おすすめの料理や調理法>
タコスなどに使う、サルサソースの原料になります。酢漬けにしてピクルスとしても楽しめます。

●京伏見辛

京伏見辛は細長い品種で、焼き物などに向く

京都特産の細長いとうがらしです。

<おすすめの料理や調理法>
煮物や焼き物、揚げ物に向いています。

主な甘味種の特徴

●万願寺とうがらし

万願寺とうがらしは大型の品種で、肉厚で甘みがある

京都府舞鶴地方で栽培されている、全長15cmほどの大型種。肉厚でやわらかく甘味があり、種が少ない品種です。

<おすすめの料理や調理法>
煮物や焼き物、揚げ物にするのがおすすめです。

●伏見とうがらし

伏見とうがらしは細長く、天ぷらでもおいしい

京都特産の甘味とうがらし。細長いため「ひもとう」とも呼ばれ、長さは10~15cmほどあります。やわらかく辛みがありません。

<おすすめの料理や調理法>
焼き物や炒め物、天ぷらなどでおいしく食べられます。

その他のとうがらしの特徴

●葉とうがらし

葉とうがらしは実をつけたとうがらしを茎ごと収穫したもの

とうがらしは、夏から開花し実をつけ始めます。その実を、小さく未熟なうちに茎ごと収穫したものが葉とうがらしです。

<おすすめの料理や調理法>
葉と実をさっと茹でてから、油とみりんで煮るとピリリと辛い佃煮になります。炒め物にしてもよいでしょう。

最後に

お好みに合わせて、とうがらしを使い分けてみてください。

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最終更新:2019.09.18

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
『改訂9版野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)野菜類
近畿農政局 伏見とうがらし
JA長野県 ピリ辛の青いとうがらし「ハラペーニョ」

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