野菜の機能性研究

健康・農業・食品安全等に関する研究成果を事業につなげることにより、社会課題の解決に貢献するとともに、カゴメグループの持続的な成長を目指しています。健康や栄養に関する研究では、緑黄色野菜を主とした機能性研究を中心に、健康情報の発信、野菜摂取の行動変容につながる仕組みの社会実装研究を行っています。また積極的に研究をオープン化し、大学などとの産学官連携を推進しています。

栄養・健康に関するニュースリリース(一部)


発表日 内容
2023.12.12 ナトリウムとカリウムの摂取バランスを考慮した食事で尿ナトリウム/カリウム比の改善を確認 ~女子栄養大学と共同で実施した健常者を対象とした試験結果~
2023.10.31 <カゴメ、エーテンラボ、神奈川県立保健福祉大学の3者共同研究>自分の健康行動で社会貢献にも寄与できる食生活改善プログラムが野菜摂取行動を促進させることを確認~第82回日本公衆衛生学会総会で発表~
2023.9.6 <カゴメ、町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭による3者共同開発> 野菜摂取量推定機『ベジチェック(R)』を活用した食育授業で児童の野菜摂取の改善を確認 ~ 2024年以降はさらに実施校を拡大 ~
2023.9.5 医薬基盤・健康・栄養研究所と食品企業7社が連携し 「食環境整備推進のための産学官連携共同研究プロジェクト」が始動 ~自然に続けられる健康でおいしい食生活の実現に向けて~
2023.5.19 第77回日本栄養・食糧学会大会にて “「ナトカリ」への期待と展望”と題したセミナーを実施
2023.5.12

一般社団法人 ナトカリ普及協会を設立。ナトカリ比という指標、及びナトリウム(塩)と野菜や果物から摂取するカリウムのバランスの良い食生活を普及することで、おいしく、楽しく、健康増進に貢献

2022.11.30 尿ナトカリ比を下げるために食生活に追加すべきカリウム摂取量を算出 ~カリウム量の異なる野菜飲料摂取試験結果に基づく検討~
2022.8.30 アブラナ科野菜由来成分スルフォラファングルコシノレートの継続的な摂取が健康な高齢者の認知機能や感情状態に及ぼす効果について
2022.8.18 皮膚カロテノイド量が多い人ほど労働生産性に関連した指標が良好な可能性が明らかに ~第30回日本健康教育学会(2022年7月23日~24日)で学会長賞を受賞~
2022.7.22 学童期の野菜の好き嫌いを左右する 乳幼児期の保育環境や体験の一端を明らかに ~第30回日本健康教育学会学術大会(2022年7月23-24日、獨協医科大学)で発表~
2022.6.16 トマト加工品とチーズを同時に摂取するとリコピンの吸収が高まることを確認 ~日本食品科学工学会誌 2022年 第69巻 第6号に掲載~
2021.12.23 β-カロテンの継続摂取が 通年性アレルギー性鼻炎症状に与える効果について~軽症・中等症の方を対象としたランダム化比較試験で効果を確認~
2021.11.16 令和3年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰において農林水産大臣賞を受賞 『ジャガイモシストセンチュウ対策としての抵抗性加工用トマトの開発』
2021.7.30 ラブレ菌(Lactobacillus brevis KB290)の継続摂取が、 肌の乾燥が肌の保湿機能に与える効果について
2021.1.25 <野菜摂取量推定機「ベジチェックR」に関する研究結果> 野菜ジュースの継続摂取で皮膚のカロテノイド量が増加することを確認
2020.9.15 『ベジチェックR』を活用した「カゴメ健康サポートプログラム」の受講により野菜摂取量が増加することを確認
2020.7.7 <野菜摂取量推定機「ベジチェックR」に関する研究結果> 皮膚のカロテノイド量が多いほどメタボの指標となる数値が健康的であるという関係性を岩木健康増進プロジェクト健診で解明
2019.11.29 Lactobacillus brevis KB290(ラブレ菌)とβ-カロテンの併用摂取による下痢型過敏性腸症候群(下痢型IBS)様症状に悩む健常者の腹部症状への効果について
2019.11.21 機能性成分“スルフォラファングルコシノレート”の継続摂取による健康な中高年世代の血中 ALT 値(肝臓の健康状態を示す指標の一つ)への作用について
2019.9.5 北海道の農業で深刻な問題となっている害虫被害に救世主シストセンチュウに対して、抵抗性と密度低減効果を持つトマトの開発に成功加工用トマトの産地拡大を図るとともに、持続可能な農業にも貢献
2018.11.20 カゴメと産総研、AI(人工知能)を活用した高精度なトマト加工品の異物検出技術を開発
2018.5.14 ~カゴメ・名古屋大学共同研究~トマトに含まれるリコピンの構造変化 (トランス体からシス体)を促進する新事実を発見 トマトをにんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで、おいしさだけでなく、リコピンが体内に吸収されやすくなることが期待できる
2018.5.11 <ヒト試験による血糖値上昇に関する新たな研究結果> (1) 野菜・果実ミックスジュースを食前に飲むことが 食後血糖値上昇の抑制に効果的 (2) 野菜ジュースに含まれる糖は、砂糖よりも穏やかに吸収される ~第6回日本食育学会学術大会(5月12~13日、女子栄養大学)で発表~
2018.4.25 「トマト減塩食」の摂取で減塩効果指標(尿中ナトリウム/カリウム比)が 大幅に改善することを確認 「トマト減塩料理」は、調理が簡単でおいしい料理として期待 ~カゴメ・女子栄養大学 共同研究~
2018.1.18 カゴメと産総研 食品・農業分野でのオープンイノベーションに向けた活動を本格始動 -おいしさ研究、AIによる異物検出などの共同研究に取り組む-
2018.1.9 弘前大学医学研究科に共同研究講座「野菜生命科学講座」を開設 ~健康診断のビッグデータ解析で野菜の役割に迫る~