地域との連携

全国の自治体や団体と連携して、健康寿命の延伸や農業振興等の課題に取り組んでいます。自治体や団体と合計36の連携協定*を締結しており、その地域の農産物を使用した商品やレシピの開発、健康イベントの開催、食育支援活動などに積極的に取り組んでいます。
*2023年12月末時点

青森県弘前市との「野菜」をきっかけとした健康づくりに関する包括連携協定の締結について(2023年8月)

青森県弘前市とカゴメ株式会社は、「健康都市弘前」の実現に向けて、野菜をきっかけに、あらゆる世代を巻き込んだまちづくり等に相互に連携・協力して取り組むため、包括連携協定を締結いたしました。

    <連携事項>
  • (1)野菜摂取量の拡大を通じた健康増進に関すること
    健康関連イベントでの「ベジチェック®」測定、減塩指導におけるカリウム摂取を目的とした野菜摂取の推奨、弘前大学 COI-Next と連携した QOL 健診の市内での普及促進 など
  • (2)しょくいく(植育・食育)の推進に関すること
    市内の小中学校での食育授業の実施、「ベジチェック®」測定による野菜摂取の啓発 など
  • (3)持続可能な地域の実現に関すること
    上記(1), (2)を含め、働き盛り世代の健康の実現にむけた施策への協力や情報提供 など
  • (4)その他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭と食育授業を開発(2023年)

町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭と共同で、推定野菜摂取量を表示する「ベジチェック®」を活用した小学生向け食育授業を開発し、2023年1月から3月にかけて町田市内のモデル校で食育授業を実施しました。その結果、モデル校において児童の野菜摂取の改善が認められました。本取り組みは、第70回日本栄養改善学会学術大会において、9月2日(土)に発表しました。

(授業の概要)
町田市内の公立小学校の3年から5年生の児童を対象に実施しました。
児童は授業前にベジチェック®で自分の野菜摂取の状況を測定した上で、食育授業時間中に野菜の役割や給食の栄養バランスの良さ、もっと野菜を食べるためのコツなどを学びました。さらに、一ヶ月間の野菜摂取改善の行動目標を立てて各自が取り組み、一ヶ月後に再度ベジチェック®を測定した上で、野菜摂取の変化や、行動目標への取組み状況についての振り返りを実施しました。

茨城県鉾田市との「野菜」をきっかけにした包括連携協定の締結(2022年10月)

「日本で一番やさいをつくる街」である茨城県鉾田市とカゴメは2022年10月、共通の強みである「野菜」をキーワードに、地域課題の解決と市民の野菜摂取量の向上の双方を目指した共同での取組みを加速するため、包括連携協定を締結いたしました。

【協定内容】
(1)市民の野菜の摂取量拡大に関すること
(2)健康寿命の延伸に関すること
(3)鉾田産の野菜の消費および価値向上に関すること
(4)持続可能な地域の実現に関すること
(5)農業振興・地方創生に関すること
(6)防災と災害時の物資供給支援に関すること