カゴメグループは、社会課題である「健康寿命の延伸」に貢献するために、野菜のおいしさや栄養を活かした食品・飲料等の開発と普及、食育支援活動、野菜の機能性研究の蓄積と研究成果の発信、地域や社外パートナーと連携した野菜を摂ることの啓発活動など、野菜摂取量を増やす取り組みに力を入れています。
一方、1日の野菜摂取量の目標は350g*ですが、現状は目標に達しておりません。この現状の改善に貢献するために、20年1月より野菜摂取推進活動として「野菜をとろう 350g」をスローガンに掲げました。この趣旨に賛同頂いた21の異業種賛同企業・団体と共同で、「野菜摂取推進プロジェクト」として、野菜の魅力を発信し、人々の野菜摂取への意識変容と行動変容を促進する様々な施策を展開しています。
*「厚生労働省 健康日本21(第三次)」が推奨する1日の野菜摂取目標量は、350g
「長居わくわくファーム」(大阪・長居公園内)にて、ヤンマーマルシェ、タキイ種苗、カゴメの3社が合同で食育イベント「植育からはじまる食育」を開催しました。親子約60名が参加し、トマト、なす、ミニパプリカ、ズッキーニの苗を定植したほか、野菜や種に関するミニセミナーや「ベジチェック®」も実施しました。 4月の定植後、7月には育てた野菜を収穫し、調理して実際に味わう体験へとつなげました。野菜を植え、育て、収穫し、調理して食べるまでを一貫して体験することで、子どもたちが野菜や農業に親しみ、食への関心を深める機会となりました。
カゴメは、異業種22社が参画する「野菜摂取推進プロジェクト」の活動の一環として、ANAグループ社員とその家族15名を対象に、福岡県北九州市の生鮮トマト栽培拠点「響灘菜園」の見学ツアーを実施しました。参加者は、トマトに関するセミナーや温室見学、野菜摂取に関する講義、ベジチェック®体験を通じて、トマト栽培の工夫や野菜摂取の重要性について理解を深めました。
参加者からは「もっと野菜を摂ろうと思った」「初めてトマトがなっている様子を見た!」といった声が寄せられ、生産現場の体験が野菜への関心や摂取意識の向上につながる機会となりました。
26年2月、NECの全国7事業所の社員食堂にて、ナトリウム(塩分)とカリウムのバランスに着目した「ナトカリバランス」訴求メニュー「トマトの生姜焼き」を同時展開しました。カゴメが基本レシピを提供し、NECライベックスの管理栄養士がアレンジ。NEC全社で展開する「血圧月間」に合わせ、食事を通じてナトカリバランスや血圧ケアへの理解促進を図りました。7事業所合計で1,019食を提供し、通常の1割増となる好評ぶりでした。ベジチェック®測定会にも174名が参加し、全社一体で従業員の健康意識向上を後押しする機会となりました。
26年7月、東京・大手町三井ホールにて、野菜摂取推進プロジェクト主催、厚生労働省・農林水産省後援によるイベント「野菜をとろうフォーラム2026」を開催しました。「野菜摂取推進プロジェクト」参画企業全22社の他、約300名の方にご参加いただき、野菜の魅力や上手な摂り方について理解を深めていただきました。イベントでは、カゴメの代表取締役社長奥谷晴信に加え、佐々木健介さん、北斗晶さん、山之内すずさん、滋賀医科大学の三浦克之教授が登壇。トークセッションでは、野菜を楽しみながら摂る工夫について紹介いただきました。
さらに三浦教授による講演では、高血圧予防の新たな指標として注目される「ナトカリ比」について解説いただくとともに、認知拡大を目的とした「ナトカリの日」の制定も発表され、健康的な食生活に向けたヒントが満載のイベントとなりました。