下ごしらえのコツ
ふきは葉と、葉柄(茎)の部分を切り分けて、別々に下茹でしてあく抜きをします。茹でた後に水にすぐつけることで、さらにあくが抜け、変色も防ぐことができます。葉柄が長い場合は、3分割くらいに切ります。
※葉柄は、根元と先端で太さが違うため、火入れ時間が異なることがあります。そのため3分割程度に切り分けて、様子を見ながら下茹でをするようにしましょう。
葉の下茹でとあく抜き
葉はあくが強いので、何度か湯を入れ替えながら茹でた後、水にさらします。
1.沸騰した湯に葉を入れ、30秒程度茹でて取り出します。湯を替えながら3、4回ほど同じ作業を繰り返します。
![葉の下茹で&あく抜き:湯を替えながら3、4回ほど、沸騰した湯で30秒くらいを目安に茹でます 葉の下茹で&あく抜き:湯を替えながら3、4回ほど、沸騰した湯で30秒くらいを目安に茹でます](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_01.jpg)
2.水を張ったボウルに浸し、さらにあくを抜きます。
![葉の下茹で&あく抜き:水を張ったボウルに浸して、あくを抜きます 葉の下茹で&あく抜き:水を張ったボウルに浸して、あくを抜きます](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_02.jpg)
葉柄の下茹でとあく抜き
茎は長めに茹でて、水にさらします。
1.沸騰した湯に3等分に切った葉柄を入れ、透明感のある翡翠色になるまで、7~8分ほど茹でてから取り出します。
![葉柄の下茹で&あく抜き:沸騰した茹で、透明感のある翡翠色になるまで7~8分ほど茹でます 葉柄の下茹で&あく抜き:沸騰した茹で、透明感のある翡翠色になるまで7~8分ほど茹でます](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_03.jpg)
2.水を張ったボウルに、10分ほどさらしてさらにあくを抜きます。途中で水がぬるくなったら、水を入れ替えます。
![葉柄の下茹で&あく抜き:水を張ったボウルに10分ほどさらしてあく抜きします 葉柄の下茹で&あく抜き:水を張ったボウルに10分ほどさらしてあく抜きします](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_04.jpg)
葉柄の調理時のコツ
ふきの葉柄は筋があるので、調理前に取り除きます。
・筋取り
葉柄に太い筋がある場合は、写真のように根元に刃を入れ、上に引っ張るようにして取り除きます。
![葉柄の筋取り:包丁で筋を上に引っ張るようにして取り除きます 葉柄の筋取り:包丁で筋を上に引っ張るようにして取り除きます](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_05.jpg)
・斜め切り
葉柄に斜めに包丁を当てて、引き切ります。断面を大きくすることで、味が中までしみ込みやすくなります。
![葉柄の切り方:斜め切りにすることで断面が大きくなり、味がしみ込みやすくなります 葉柄の切り方:斜め切りにすることで断面が大きくなり、味がしみ込みやすくなります](/library/vegeday/img/article/201804/img_9031_06.jpg)
簡単!ご飯がすすむふきの絶品レシピ
葉と葉柄を使ったご飯によくあうレシピをご紹介します。
ふきは、佃煮や炒め物以外にも、みそ漬けやピクルスなどにするのもおすすめ。毎日の食卓の常備菜として、その香りや風味を楽しみましょう。