プランターでかんたん家庭菜園!初心者におすすめバジルの育て方

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プランターでかんたん家庭菜園!初心者におすすめバジルの育て方

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豊かな香りで食材を引き立てるバジルは、暑さを好み、気温の上昇とともにぐんぐん生長していきます。少ない手間でかんたんに栽培・収穫ができるので、家庭菜園を始めるときに最初に育てる野菜としてもおすすめ。バジルを育てる適温は25℃前後です。暑さがピークに達する前の5~7月にかけて苗を植えましょう。

準備するもの

  • 苗(通常1つの「ポット※」に3~5本ほど生えている)
  • 野菜用培養土(1苗あたり10リットルを目安に)
  • プランター(直径・深さともに15~20cm以上の丸型)
  • 鉢底石
  • 移植ごて(小型の園芸用シャベル)
  • 野菜用液体肥料もしくは化成肥料
  • 園芸用ハサミ
  • じょうろ

※ポットとは、簡易のポリプラスチック製の鉢のこと

苗植えの手順

バジルは種から育てることもできますが、苗からの方が短期間で収穫でき、失敗も少ないのでおすすめです。

  1. きれいに洗ったプランターに、鉢底石を底が見えなくなるくらいまで入れる。
  2. 野菜用培養土を入れる。このとき、プランターの上の縁から2cmくらい、高さを残しておく。
  3. 苗のポットと同サイズの穴を掘り、じょうろで水を注ぎ入れる。
  4. ポットから、苗を土ごと(3~5本ほど生えた状態のまま)取り出す。このとき、苗が傷つかないように、根元を片手で押さえながら、逆さにしてそっと抜き出す。
  5. 水が土にしみ込んだのを確認したら、苗を取り出した状態のまま穴に入れ、株元に土をかぶせて、軽く押さえる。
  6. プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷりと水をやる。

苗を植えたら、風通しのよい日なたに置いて育てていきましょう。

間引きは2回に分けて行う

植え付けから1~2週間たったら、虫に食われていない、茎が太く育ちのよいものを選んで2本に、そこからまた1~2週間後に1本に、と段階を踏んで間引きしましょう。やり方は園芸用ハサミで根元を切ります。間引いた茎は、新たな苗として植えなおすこともできます。

葉が10枚以上になったら追肥

追加で肥料を与えていくことを、「追肥」といいます。葉が10枚以上になるころ、土の中の養分がなくなってくるため、野菜用液体肥料を1週間に1回、水やりのタイミングで与えましょう。化成肥料の場合は、2週間に1回10gを目安に追肥します。

茎の高さが20~30cmになったら収穫

茎の高さが20~30cmほどまで育ったら、収穫できます。上部のやわらかい葉から順に必要な分だけ、園芸用ハサミで切って使いましょう。このときに、中心の茎の先端をハサミで切り取ることも忘れずに。これを「摘芯」といい、茎と茎の間から生える小さな芽にも養分がいきわたるようになり、収穫量を増やすことができます。

茎の高さが20~30cmになったら収穫

バジルは一度植えると、約3、4カ月にわたってたくさんの量を収穫することができます。採れたてのバジルをサラダにしたり、肉・魚料理に添えたりすることはもちろん、乾燥や冷凍により、長く保存することもできます。上手に活用していきましょう。

藤田 智

藤田 智

恵泉女学園大学教授・副学長

1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は160冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。
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最終更新:2024.05.19

文:KWC
写真:谷山真一郎
監修:藤田智、カゴメ
参考文献:『NHK 趣味の園芸 やさいの時間 藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修 NHK 出版編(NHK出版)
『ベランダですぐ始められる コンテナで野菜づくり』藤田智著(日本文芸社)
『野菜とハーブのプランター菜園』藤田智監修(ブティック社)

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