[ケール]サラダにも炒めものにも!含まれる栄養素や食べ方

青汁の材料として知られているケール。実はキャベツやブロッコリーの原種で、地中海周辺地域で生まれたといわれています。可食部100gあたりのビタミンCはキャベツの約2倍、カルシウムは約5倍、β-カロテンは約59倍も含まれる緑黄色野菜です。
栄養素
- たんぱく質
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンA
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンB6
- 葉酸
- パントテン酸
- ビオチン
- ビタミンC
- 食物繊維 など
旬・産地
ケールはキャベツの仲間のなかでも寒さに強いといわれ、スコットランド、ドイツ、オランダ、スカンディナビア地域などで冬の作物として親しまれています。
国内では、茨城県、岡山県、福岡県、鹿児島県などで生産されています。
選び方

葉は、緑色が鮮やかで小ぶりなものを選びましょう。表面に斑点がないものが新鮮です。
保存方法・期間
ケールをおいしく保存するコツ
葉を重ねてポリ袋に入れて冷蔵しましょう。約5~10日ほど日持ちします。日が経つほど、苦みが増していくので、早めに使いきるようにしましょう。

下ごしらえのコツ
葉と茎の下ごしらえ
泥などが残らないよう流水か酢水で洗い、葉と茎を分けます。


苦みを和らげるコツ
そのままスープやシチューに入れることもできますが、苦みが気になる場合は下茹でしましょう。鍋にたっぷりの湯をわかし、塩を少々いれて沸騰させ、1~2分ほどサッと茹でます。
ケールは苦みがありますが、適量をサラダに加えると香りづけになり、彩りも良くなります。
文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『[カラー版]世界食材事典』大和和子 (翻訳)・杉田浩一・村山篤子(柴田書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店)
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
出典:
文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
公益財団法人日本特産農産物協会(国内産地)
農林水産省 身近な作物(海外産地)
産地情報は2017年11月29日の記事初出時のものとなります。

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最終更新:2018.07.02