全国の自治体や団体と連携して、健康寿命の延伸や農業振興等の課題に取り組んでいます。自治体や団体と連携協定を締結しており、その地域の農産物を使用した商品やレシピの開発、健康イベントの開催、食育支援活動などに積極的に取り組んでいます。
カゴメ株式会社は、茨城県鉾田市と協力し、「野菜をきっかけにした健康なまちづくり」推進事業を開始しました。
この事業は、地域課題の解決と市民の野菜摂取量の向上を目指しています。
具体的な取り組みとして、市内全小中学校での「3つのしょくいく」授業、市民の健康づくり推進、そして市民のコミュニケーション促進が含まれます。
カゴメは、2020年から鉾田市と協力し、地域課題の解決と市民の野菜摂取量増加を目指して活動してきました。
また、2022年10月には包括的連携協定を締結し、取り組みを加速させています。
カゴメは「健康寿命の延伸」「農業振興・地方創生」「持続可能な地球環境」を重点課題としており、今回の鉾田市との取り組みもその一環です。
青森県弘前市とカゴメ株式会社は、「健康都市弘前」の実現に向けて、野菜をきっかけに、あらゆる世代を巻き込んだまちづくり等に相互に連携・協力して取り組むため、包括連携協定を締結いたしました。
町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭と共同で、推定野菜摂取量を表示する「ベジチェック®」を活用した小学生向け食育授業を開発し、2023年1月から3月にかけて町田市内のモデル校で食育授業を実施しました。その結果、モデル校において児童の野菜摂取の改善が認められました。本取り組みは、第70回日本栄養改善学会学術大会において、9月2日(土)に発表しました。
(授業の概要)
町田市内の公立小学校の3年から5年生の児童を対象に実施しました。
児童は授業前にベジチェック®で自分の野菜摂取の状況を測定した上で、食育授業時間中に野菜の役割や給食の栄養バランスの良さ、もっと野菜を食べるためのコツなどを学びました。さらに、一ヶ月間の野菜摂取改善の行動目標を立てて各自が取り組み、一ヶ月後に再度ベジチェック®を測定した上で、野菜摂取の変化や、行動目標への取組み状況についての振り返りを実施しました。